陸上部経験者はわかるだろうけど、4キロと6キロは全く違う。もちろん、マラソンなんかの40キロとか、20キロとかの中では、4キロも6キロも変わらない。ペースが変わらないからね。でも、競技として、4キロと6キロは違うんだな。4キロは、3000mの延長にあるもので、普段は800m、1500m、つまり中距離の練習をしているリーゼンでも、練習メニューに3000mはある。でも6キロは5000mの延長にあるものなんだよ。つまり中距離の選手は6キロは走り慣れていない。だから、全国高校駅伝でも、強豪校のどんなすごい中距離の選手でも、二区か五区の3キロしか走れない。そういうもんなんだけども。
いきなり当日やからね。まぁ、ぼろぼろですわ。何しろ名岐駅伝。テレビ、ラジオ放送もされてる中での大ブレーキはね。やはりきつかった。で、すこし陸上部から離れてみた、それが高校二年のはじめだったのれす。
で、自分探しの高2だったんだけど。バンドっぽいこととか、郵便局のバイトとか、障害児ボランティアとか…夏には友人の親父のもつ岐阜の板取まで自転車旅とか…あと、バイトした金で、冬に日本半周一人旅→もちろん貧乏旅。予算25000円(笑)
あ、いろいろしたね、思えば。
そんな高2だったんだけど、この年もなかなかすごい年だったんだよ。特に音楽とテレビ界!
まず、
四月から始まった、
『シティハンター』のアニメ!
こいつはすごかった。反響がね。漫画自体はすこし前から人気があったから、男どもの中では話してたんだけど、アニメ版はかっこよかったんだよ、さらに。
思えば、今みたいに、シンガポールやら、中国のアニメーターが描く、やたらテカテカした雑な画像じゃないからね。やはり日本のアニメーターは秀逸だよ。とにかく画像がきれい。
そして主題歌。そう
TM network『GET WILD』!
こいつはマジでかっこよかった。ヤマハのキーボードの名機、『DX-7』をなんかノリノリで弾きまくる、小室哲哉。宇都宮のイカしたボーカルやら、あからかにエアーで弾いている木根尚登はともかく、ほんまにカッコいい三人組だったわけだよ。
avexミュージックの基本は彼等が作ったものだといえるしね、やっぱすごかったよ、彼等の勢いと、ファンの熱気が。
リーゼンたち、バンドをかじってるやつら、みんな小室哲哉の真似したもんな。もちろん、むちゃくちゃな指遣いまで(笑)
さらに
この年はね、実は『GET WILD』以上の名曲があったのさ。
BOOWY
『ONLY YOU』『Marionette』!
すごいでしょ?それも『ONLY YOU』と、『GET WILD』が同じ四月発売だよ!いやぁ、リーゼン、この時代に生きててよかったもんな。
今活躍してるバンドのほとんどが、BOOWYやら、TM networkに憧れて始めてることを考えると。1987年はすごい年だったんだな、と今、感動してるわけでさ。
ただ、二つのバンド、キャラは違ってて。
チャラいTM networkと、本格派 BOOWY。やっぱファンも男女ではっきりわかれてたな。
はぁ、カッコいい…リーゼンにとっては『神』やからね。もちろん、リーゼンのバンドの真似事は、
『ONLY YOU』
からですぞ🎸
BOOWYを評する時にはね。もちろん、氷室京介さんのボーカルもすごいんだけど、正確無比なリズム感を持つ布袋さんのギター。これがすごいんだよ。
リズムマシーンで相当練習したんやろうけど、全く崩れないからね。ほんとにすごいギタリストなんだよ。
ほかのバンドのギタリストと比べてみてくり。違いが明らかにわかるから。
あ、まだ1987年、語りつくせない…
次回へ続く。
では、またね。
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