2018年7月29日日曜日

音楽の思い出 その112 リーゼン中高の夏④

前回の続き。1987年…リーゼン高2の年。実は高1の冬、高校陸上の世界だとメジャーな大会、名岐駅伝に出てね…ほんとは4キロ区間だったのに、当日6キロ区間を走れ、と言われ、調整は4キロでしてたのに…そして先回、語ったように、リーゼン、長い距離、うまく走れなくなってきてた時期だったんだよ。腰痛も出てたしね…思えば生涯最初の大スランプ。

陸上部経験者はわかるだろうけど、4キロと6キロは全く違う。もちろん、マラソンなんかの40キロとか、20キロとかの中では、4キロも6キロも変わらない。ペースが変わらないからね。でも、競技として、4キロと6キロは違うんだな。4キロは、3000mの延長にあるもので、普段は800m、1500m、つまり中距離の練習をしているリーゼンでも、練習メニューに3000mはある。でも6キロは5000mの延長にあるものなんだよ。つまり中距離の選手は6キロは走り慣れていない。だから、全国高校駅伝でも、強豪校のどんなすごい中距離の選手でも、二区か五区の3キロしか走れない。そういうもんなんだけども。

いきなり当日やからね。まぁ、ぼろぼろですわ。何しろ名岐駅伝。テレビ、ラジオ放送もされてる中での大ブレーキはね。やはりきつかった。で、すこし陸上部から離れてみた、それが高校二年のはじめだったのれす。

で、自分探しの高2だったんだけど。バンドっぽいこととか、郵便局のバイトとか、障害児ボランティアとか…夏には友人の親父のもつ岐阜の板取まで自転車旅とか…あと、バイトした金で、冬に日本半周一人旅→もちろん貧乏旅。予算25000円(笑)

あ、いろいろしたね、思えば。

そんな高2だったんだけど、この年もなかなかすごい年だったんだよ。特に音楽とテレビ界!

まず、
四月から始まった、

『シティハンター』のアニメ!

こいつはすごかった。反響がね。漫画自体はすこし前から人気があったから、男どもの中では話してたんだけど、アニメ版はかっこよかったんだよ、さらに。

思えば、今みたいに、シンガポールやら、中国のアニメーターが描く、やたらテカテカした雑な画像じゃないからね。やはり日本のアニメーターは秀逸だよ。とにかく画像がきれい。

そして主題歌。そう

TM  network『GET WILD』!

こいつはマジでかっこよかった。ヤマハのキーボードの名機、『DX-7』をなんかノリノリで弾きまくる、小室哲哉。宇都宮のイカしたボーカルやら、あからかにエアーで弾いている木根尚登はともかく、ほんまにカッコいい三人組だったわけだよ。




avexミュージックの基本は彼等が作ったものだといえるしね、やっぱすごかったよ、彼等の勢いと、ファンの熱気が。

リーゼンたち、バンドをかじってるやつら、みんな小室哲哉の真似したもんな。もちろん、むちゃくちゃな指遣いまで(笑)


 さらに

この年はね、実は『GET WILD』以上の名曲があったのさ。

BOOWY
『ONLY YOU』『Marionette』!

すごいでしょ?それも『ONLY YOU』と、『GET WILD』が同じ四月発売だよ!いやぁ、リーゼン、この時代に生きててよかったもんな。


今活躍してるバンドのほとんどが、BOOWYやら、TM networkに憧れて始めてることを考えると。1987年はすごい年だったんだな、と今、感動してるわけでさ。


ただ、二つのバンド、キャラは違ってて。

チャラいTM networkと、本格派 BOOWY。やっぱファンも男女ではっきりわかれてたな。







はぁ、カッコいい…リーゼンにとっては『神』やからね。もちろん、リーゼンのバンドの真似事は、

『ONLY YOU』

からですぞ🎸

BOOWYを評する時にはね。もちろん、氷室京介さんのボーカルもすごいんだけど、正確無比なリズム感を持つ布袋さんのギター。これがすごいんだよ。

リズムマシーンで相当練習したんやろうけど、全く崩れないからね。ほんとにすごいギタリストなんだよ。

ほかのバンドのギタリストと比べてみてくり。違いが明らかにわかるから。


あ、まだ1987年、語りつくせない…

次回へ続く。

では、またね。

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