フルフラット風、じゃだめである。完全フルフラット、それも内寸が身長+20センチ。これがリーゼンの経験からの車中泊に適した数値である。
ちょっと前では。リーゼンが乗っていた
レガシーツーリングワゴン(BG系)。こいつは最高だったね。雪道どんなとこでも安心して、入っていけたし、走りも強烈。雪道最強ワゴンと言えば、世界的にも、スバル レガシーツーリングワゴンか、アウディ クアトロ。これが常識。あ、アウディ クアトロは、一個前のモデルね。現行はだめ。
細かいことだけど。レガシーツーリングワゴン、アウディ クアトロの他のメーカーの車にはない共通点は。
左右シンメトリーであること。
これはエンジン縦置きの車しかありえない。かっこは同じ風でも、トヨタのカルディナがレガシーの牙城を崩せなかったのは、やはり、偽物だったから。無駄が多い縦置きエンジンは、トヨタでは作らないだろうしね。
左右シンメトリーの利点は。左右同じ風に曲がること。普段乗りなら問題ないけど、滑る路面ではこのバランスのよさが安定性を生む。
余談だが、1998年の長野冬季オリンピック。メインスポンサーのトヨタの車…カルディナやノアなんかの無料提供をけり、北欧諸国のスキーチーム選手団は揃ってスバル レガシーツーリングワゴンに乗っていた。乗ればすぐにわかるからね。今でもトヨタの車、ランクル以外は全て『似非 四駆』だから。効率性と安全性は両立しないよ。車は。
えっと?なんだっけ?
あ、レガシーツーリングワゴンの車中泊の話だ。こいつぁ、最高だったな。完全なるフルフラット。内寸も165センチほどと、リーゼンにぴったり。タイヤハウスが少し出てたけど、寝やすかったな。
走りはともかく。車中泊に特化して作られた車もあった。
ホンダ モビリオスパイク
何しろ、車中泊、キャンプに使用するために作られた車。
中も完全フルフラット。タイヤハウスの出っ張りも最小な上に、ナニの折に必要なティッシュ置きまで装備。いやぁ、完璧だったね。
タイヤハウスを最小にした分、サスペンションの長さが足りなくて。走りはゴツゴツしてたけど。スキーの仮眠や、キャンプによく使ったよ。面白い車だった。
あと、車中泊に適した車といえば。
軽バン。宅急便の人たちがよく乗っているやつ。
基本、荷物を載せるために平らになるからね。ただ、各社でエンジンの載せ方が違う。
ホンダと昔のスバル→車の後ろタイヤのあたり。
ダイハツとスズキ、三菱→運転席の下
車的にはどっちが優れているか、といえば、もちろん、ホンダ&昔のスバル方式。宅急便の個人事業主はホンダに乗りたがるよ。走りやすいからね。
利点は。
空荷の時でも発進しやすい。車を動かそうとする力→トラクション が、後ろタイヤにきちんとかかるからね。車で一番重い部品はエンジンやから、そいつをリアタイヤに近いとこに持ってくるのは、常識。同じ理屈で作られているのが、世界一のスポーツカー、ポルシェ911。ポルシェ911は、ホンダや昔のスバルの軽バンと同じくRR→リアエンジン リアドライブ。だから、ホンダの軽バンは、別名『農村のポルシェ』などと言われてる(笑)雪道も最強だよ。
ダイハツ、スズキがどうしてRRにしないか、といえば、やはり効率性。それも製造工程の、ね。RRの軽バンの方が、車内が広いから、全くいいことないのにね。さらにエンジンの熱さが運転席の下に伝わるから、夏は地獄。やはりプロの宅配便の方や、雪国の人たちはみなホンダに乗ってるよ。
で、今週、デビューした、ホンダの新星、『N VAN』。いやぁ、こいつぁ、すごいぜ。
こいつの すごさはね。
運転席以外、完全フルフラット!それも低い床。
ありえんわぁ、これ。
宅配業者、全て乗り換えるね。この車に。
さらに
ピラーレス。つまり、助手席ドアと後ろスライドドアの真ん中の柱がないんだよ。
リーゼンも親父が宅配便をやってたから、この二つの利点のすごさはわかる。革命的なんだよね。
多分、スズキとダイハツが真似した車を出すだろうけど、フルフラットと、ピラーレスは真似できるけど、低い床は真似できない。なぜかといえば、低い床は、ホンダが特許を持つ、センター燃料タンクだからできる技だから。NBOXが売れ続けてるのも、この特許のおかげで低い平面の床が実現できるため。他のメーカーだと、床が七センチぐらいは高くなっちゃうんだよ。
ということで。
他メーカーとの提携もせず、独立した日本唯一の車メーカー、ホンダの快進撃はまだまだ続く。
追伸…ホンダの車、国内だとNBOX以外は売れてない感があるけども。海外だとそれ以外も売れてるし、車とバイクじゃ、採算は違うけど、世界一売れてるバイク、スーパーカブがあるからね。ホンダ党のリーゼン、全く心配しとらんのれす。
次回へ続く。
では、またね。
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