今回はもうひとつのレイラインについて、語ることにするよ。
長野県に住んでると、よく聞かれる地理上の名称があるんだけど。
『分水嶺』
内陸部の地方に住んでないと、あまり身近じゃない名称だね。
簡単に話すと、『分水嶺』を起点に、太平洋側と、日本海側に水がそれぞれ流れる。
わかる?太平洋側が瀬戸内海になってるけど、水の流れの頂上を『分水嶺』というんさ。
長野県は高い山が多いんで、分水嶺は各所にあり、こんな看板がたくさんある。
さて分水嶺、籠神社にも関わりがある。
赤い線が分水嶺なのだが。なんと、他の分水嶺が標高の高い地域なのに、丹波から播磨のラインと分水嶺との交点、水分かれのあたりは、平地と限りなく近い標高95mほどの地なのだ。
もちろん、日本で一番『低い』分水嶺。
水分かれ公園として整備されてるとこがある。
つまり。たかだか標高95mぐらいのとこから、日本海、瀬戸内海にそれぞれ70キロ流れていく。日本海から瀬戸内海までは直線距離で100km前後、川沿いを進むと140kmを超える程の距離になり、その間の高低差が最大でも100mにも満たないということは、山々の麓を通る川が、海面とほぼ同じレベルで、ほぼ平坦に流れているということの証といってもよい。
突き進めれば、もし地球温暖化で海面が100m上がると、この水分かれの地点で、日本分断が起こり、日本の本島が真っ二つになるということだ。
そんなとこだからさ、丹波は。
徐福が渡来してやったことは、前も言ったけど、『エデンの園』を作ることやったから、後から渡来する人が迷わないような目印→高い山や、日の出、日の入りなんかの地点をレイラインを描いて、目印となる神社を作っていったと思うのだ。
さて、籠神社のレイラインはもう一つあるのだが。しばらくは休止。
次回は、籠神社の秘密について、語る予定。では、またね。
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