今回は、籠神社と伊勢神宮とのかかわりから入ろうか。
本殿の建築様式しかり、そもそも、籠神社におさまっとりゃいいのに、なぜ伊勢神宮に移したか。それは、籠神社に封じ込めたい神様がいたからだ、とリーゼンは 考える。
つまり、籠神社にじゃまとなる神様を封じた後、伊勢神宮へと移ったのではないか、と思うのだ。
封じたかった神様とは?
では籠神社の奥社、真名井神社を紹介するよ。
真名井神社には、公に祀られてる神様もいるけども。問題は奥にある『磐座』(いわくら)
【磐座(いわくら)とは】
真名井神社本殿の裏手には、古代からの祭祀場である磐座が三ヶ所ある。磐座とは、簡単に云うと神の降臨場所或いは神の鎮座場所のことで、神を祀るための神聖な石や岩のことを言う。
では、三ヶ所の、磐座とは?
『磐座主座』…豊受大神
五穀農耕や織物の祖神であるが、「衣食住」を始めとする、あらゆる産業の守護神でもある。特に水の徳が顕著で、生命の守護神でもある
『磐座西座』
この磐座は日之小宮(ひのわかみや)と云い、天照大神を主祭神として、伊射奈岐大神と伊射奈美大神が併せ祀られている。伊射奈岐大神・伊射奈美大神は大八洲(日本)の国生み神話で有名だが、当社奥宮の地真名井原に降臨され、天橋立(天地通行の梯子)をお造りになった神でもある。この磐座は両大神が夫婦仲良く揃ってお鎮まりになっていることから鶺鴒石(せきれいいし)とも呼ばれている。また横から眺めると、船の舳先のように見えることから「天の磐船」とも呼ばれておる。縁結び、子授安産、夫婦円満、家内安全、延命長寿の御神徳が著名。
『磐座奥座』
盬土老翁(しおつちのおじ) 宇迦之御魂 熊野大神 愛宕神
盬土老翁の御神格は豊受大神・大綿津見神・住吉神に包含される。 宇迦之御魂は稲荷大神、熊野大神は須佐之男神、愛宕神は稚産霊神・伊弉冉尊・埴山姫命・天熊人命・豊受姫命・雷神・迦遇槌命などを言う。
もちろん、あやしいのは、
『磐座奥座』
ここしかない!
では、そこ祀られている神様は?
盬土老翁(しおつちのおじ)
宇迦之御魂
熊野大神
愛宕神
リーゼンからして、怪しく思うのはどの神様か。
続きは次回。
では、またね。
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