2017年12月1日金曜日

リーゼン 山口に潜入珍道中 その14

先回の続き。太平洋戦争についての大きな疑惑。日本の不運な出来事とは。

『真珠湾攻撃が奇襲攻撃とされたこと』

公になる歴史的事実とすれば、宣戦布告なき相手国への攻撃を行った真珠湾攻撃は「奇襲攻撃」とされるのだが。

その後のアメリカの汚いやり口を見るとわかるが…

作り上げられた歴史的真実であることは、ほぼ間違いない。なぜなら、その時のアメリカのおかれている状況をかんがみてから、その後、『誰が一番、得をしたのか』を考えれば明らかなのだよ。(歴史を正しく見るには、金がどこに流れたかを考えるのが一番肝要。記事に踊らされてはいけない)

太平洋戦争で一番得をした人。

『フランクリン・ルーズベルト』とユダヤ資本

ここをはずしてはいけないんだよ。

日本的感情論で話せば。真珠湾攻撃でハワイの民間人を含め、アメリカ人が2400人も亡くなっているので、そんな犠牲をしいてまで、それも大統領が『エゴ』を通すのか、という話になるのだけど。

アメリカはやるのだ

アメリカにとって、大切なのは、白人社会であり、資本であるのでね。開国以来、これは変わってないのだな。

資本と言うのは、ずばりユダヤ系資本をいうこともあれば、新興産業の資本もあるだろうが、圧倒的に比重が大きいのは、ユダヤ系資本。

アメリカでユダヤ系資本が幅を利かせているのは、軍需産業だったり、石油だったり、製薬会社だったりするけども。もともとをたどれば、「アヘン貿易」。そう、書きかけの「明治維新」編で出てくる、日本にアメリカが登場するはしりとなった頃、アメリカが収入を得ていたファクターなのだな。

太平洋戦争で、ルーズベルトがどんな利を得たか。











①国内にて。
 ニューディール政策の頓挫。先任のフーヴァー大統領時代に起こった『世界恐慌』の後をついで大統領に就いた、ルーズベルト。公共事業を増やし、失業者対策を行ったが、最帆はよかったものの、結局は頓挫。世界恐慌前の水準までは戻っておらず、このままだと、大統領選再再選が難しかった。
 第二次世界大戦に参戦すれば景気が上がることはわかっていたが、大統領選で自国とは関係ない第3国同士の戦いには参戦しない、自国民を戦争に送ることはしない、という政約で当選しているため、参戦するきっかけをまっていた。
 その時代、アメリカは第一次世界大戦でも自国はほぼ無傷のまま、大もうけをした。何しろ第一次世界大戦で使われた石炭は7割がアメリカ資本。そりゃ儲かるわね。
 だから、アメリカ国民としては、第二次世界大戦も、傍観者でいながら石油等でもうけるスタンスが望ましく、非戦論が大勢をしめていたのに。

真珠湾攻撃で、一気に開戦論に世論を転舵することに成功。もちろん、史上最大の軍拡、軍需により、アメリカ経済は完全に回復。失業者も激減したので、大統領人気も再燃したわけだね。

ちなみにルーズベルトは、フリーメ○ソン。(公言しているので)先祖はアヘン貿易でもうけた家系。(これも公表されているので)
ルーズベルトの後援者として一番大きな資金を与えたのは、世界恐慌を起こした発端を担った人物。
あと、これは歴史的に重要なファクターではないが、ルーズベルトは重度障害者である。後にも先にも障害者で大統領になったのはルーズベルトひとりである。

②国外では
 『モンロー主義の完全放棄』
 モンロー主義とは、1823年に、ジェームス・モンロー大統領がジェームズ・モンロー大統領が発表した原則。要するに南北のアメリカ大陸にある国に対して、ヨーロッパは口を出すな。われわれもヨーロッパに口を出さないからと宣言したわけだね。簡単に言えば、ヨーロッパもアメリカもお互いに政治的な干渉をしないようにするということ。この孤立主義をアメリカはその後、長い間、守り続けていたわけだよ。
 だから1914年に勃発した第1次世界大戦で、ヨーロッパにおいてドイツが軍事力によってどんどん勢力を拡大しても、アメリカは参戦せず。しかし、イギリスの貨客船がドイツの潜水艦に撃沈され、大勢の犠牲者が出て、多くのアメリカ人が含まれていたことで、これは許せないとアメリカ国内でのドイツに対する非難が高まったことをきっかけに、ようやく腰をあげ、少し参戦したわけだよな。基本、モンロー主義を掲げていたアメリカは、ヨーロッパでどういう戦争が起ころうが、知ったことではないという態度をとっていたのが事実。
 
 第1次世界大戦が終わったときも、アメリカのウッドロウ・ウィルソン大統領は、あまりに悲惨な世界大戦を経験して、なんとか世界から戦争をなくそうと、国家間の関係改善のため国際連盟を提唱したのだが。結局このウィルソンの考えはアメリカ国内では承認を得られず、議会で反対、国際連盟を提唱したアメリカなのに、不参加ということに。アメリカの議会には、世界大戦を経てもなお、モンロー主義を貫こうとする議員たちが多く、国際連盟への参加などということは、アメリカのとるべき態度ではない、というぐらいに、アメリカは、世界の政治と関わることなく、自分たちのことさえやっていればいいという伝統があったわけだけど。

 第2次世界大戦のときは。ナチスドイツがヨーロッパを席巻しているにもかかわらず、アメリカは戦争に加わろうとはせず。ドイツと同盟を結んで戦っていた日本がハワイの真珠湾を攻撃して初めて、アメリカは、ドイツ、イタリア、日本に対して宣戦布告ができたわけだね。

太平洋戦争により、モンロー主義を完全放棄できたに留まらず、太平洋でのアメリカ海軍の権益拡大、石油権益の完全掌握、アジアへの基地確保など、数多くの利益を得た国。ま、黒幕はアメリカ(踏み込めば、ユダヤ資本)に間違いないと結論付けちゃうな、リーゼンは。

 次回は、真珠湾攻撃がアメリカにより『仕組まれた』事実と背景を語ってみるね。

では、またね。


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