2017年12月13日水曜日

リーゼン 山口に潜入珍道中 その18

先回の続き。今回は『終戦間近にやけっぱちでやったわけではない。実はあの時も』ということで語ろうか。

実は太平洋戦争終盤で『やけっぱち』で行っていたとされる『特攻作戦』実は、

真珠湾攻撃でも行っていた

先回も話したように、つまりはアメリカの「惨めな日本人」を演出するためのプロパガンダなのだよ。決死の突撃隊というのは、アメリカもドイツも、イギリスも、みな行っている。今年公開された「ダンエケルク」にも一部『決死隊』のシーンがあるとおり、戦争においては決して珍しいシーン、戦術ではないのだ。

さて、真珠湾攻撃で行った特攻作戦。あまり有名ではない。というよりGHQにより隠された歴史なのだ。


キーワードは「特殊潜航艇・甲標的」 「九軍神」

特攻に使われたのは『特殊潜航艇・甲標的』













真珠湾攻撃に参加するも失敗。オアフ島に乗り上げ、米軍により鹵獲された『甲標的』













グアム島に展示してある『甲標的』真珠湾攻撃に参加はしていない躯体らしいけども。

この甲標的、もちろん、そのまま相手の戦艦にぶつかるわけではないけども。
仕様は、直径45センチの九七式魚雷を2本搭載する二人乗り潜航艇で,航続距離は短く,操縦性も悪い。また、電池を使い切ってしまえば動けない。

つまり,甲標的は,帰還を期待できない文字通りの「特別攻撃」をするためのもの。つまりは戦争というもの自体が、「命をささげて国の勝利に寄与するもの」というイデオロギーで遂行するものなんだよね。

日本の戦闘機は、鉄板ぺらぺらで、被弾するとすぐに火を噴いた。アメリカの戦闘機は戦闘員の命を守るため、装甲が厚く、被弾してもすぐには火を噴かなかった→日本軍は戦闘員の命を軽視していた→

これも、GHQのプロパガンダにだまされている。アメリカ軍の戦闘機も、開戦から数年、零戦あたりとほとんどかわらない鉄板の厚さで作られている。きちんと装甲を施すようになったのは、ヨーロッパ戦線が落ち着き、少し余裕が出てきたから。どこの国も変わらんよ。

さて、真珠湾攻撃に参加したのは、甲標的5隻。ここに10名の乗組員が乗り、突撃したわけだけど。

ここでアメリカ軍により報道操作された『日本軍の奇襲により太平洋戦争は始まった』という大統領ルーズベルトによる策略にかんする問題が一つと。

甲標的5隻に乗った10名の戦闘後の数奇な人生と。

この2点については、次回。

では、またね。



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