しかし、新型700系Aが故障とは。機械物だから、異常はどうしても起きる。しかし点検で見つからないレベルなのか?700系も何回めかのモデルチェンジをしてるから、点検しやすく作ってるとは、思うのになぁ。
点検しにくい車両といえば。
リーゼン大好きな500系。新幹線最高時速を誇るスピードスター車両なんだけど、点検しにくいやら、先頭車両、最後尾車両の席数が700系あたりと違うから、座席システム運用に不都合が多いとか、先頭、最後尾のドアが開かないとか…リーゼン何回か座った先頭席、天井が低いとか…まぁ、いつのまにか大阪以西でしか見かけなくなってしもた。優等生の700系よりカッコいいと思うのだけど。
ちなみに
エバンゲリオン仕様もありまっせ(笑)
さて、名古屋駅に数日止まってしまっていた、新幹線700系A、やっと台車を替えて、今日の最終電車が出てから工場に引かれていくらしいのだけども。リーゼン、明日が休みならいいんやけど、夜中はさすがに見学はきついので。せめて。
故障した700系A、見たいじゃない?
ということで、日曜日の用事を全部すませてから夜、出かけたわけで。
名古屋駅に着いたらまずは入場券。
いつぶりやろ?入場券買うの。別に鉄オタではないからなぁ。ちなみにリーゼンは時刻表オタクですわい。
さて、問題の14番線。
ぎゃ、鉄オタばかり(笑)
おれもか(笑)まぁ、いいや。おとぼけ新聞編集長としては、事件に入り込まなきゃ、な。
ありましたがな。故障した700系A。
日本の誇る700系A。まぁ、故障したからと言って、飛行機に比べればトラブルの少なさはピカイチ。さすがっす。
この寂しげな最後尾車両の『顔』。早く直るとええね。
窓もドアのガラス面もカーテンで中が見れなくなっている。
最後尾から問題の13両目までたっぷり150メートルぐらい歩くのだが。何しろ客でごったがえすホーム。さらに鉄オタをかきわけて歩くので、歩きにくさこの上なし。やれやれ、この歳でこんなんやる羽目になるとは(笑)
あらら。こんなん初めての情景だな。なんかね…
テレビで見るのと違うのは、『ニュース』ではなく、『現実』であること。『ニュース』は歴史の教科書を学ぶようなもん。ただの知識になるだけなんだけど。
『現実』→経験することってのは、感情がわくからね、やはり違うね。何事も経験しないと、物事を判断するスキルは身につかない。それはたしかだよ。
さて、故障した新幹線を見てみて。
『これでもっと改良された新幹線、完成品に近づくのかな』
と、なんか新幹線を作る工場の作業員の姿が浮かんだな、なぜか。
すごいスピードで突っ走る新幹線、当たり前だけど、普通の電車とは違う代物なわけで。
例えば、連結。
ふだんは隠れているこんな部品を見たりすると。こうした工業製品には基本、無駄がないからさ、感動するのさ。
どうやって無駄をそぎ落とすか、それは『自然界にあるもの、生きているものをモデルにする』ことだと思う。理屈詰めで作るものだからね、本来、工業製品は。そう思うと、速く走る新幹線の顔としては、500系の顔が理想的なんだけど。→海外の新幹線は、500系顔をしてるはず。
700系のカモノハシ顔、日本独特なのは、新幹線がトンネル区間が多いこと。対向車両と行き違うときの衝突エネルギーを逃すことと、トンネルに入るときの衝突音を小さくするための、あのカモノハシ顔なのだよ。まぁ、そんなんがわかれば、新幹線を始め、F1マシンのボディの美しさがいかに自然界に近いものかがわかる。
自然界とかけ離れた、悪いイメージで作ると
こんなんになるね。ここ一年ぐらいのトヨタデザインはひどすぎるね。空力的にもおかしいし、リアグラスの寝せ方がこれだと汚れ混じりの空気を巻き込んだり、ガラス面に当たるから、リアグラスに汚れがびっしり、となる。空気が正面だけから来るなら、これでもいいけど、道路はいろんな方向から風が来るし、第一、対向車との行き違いをうまく処理できない。自然としたしまず、机上で勉強してきたガリ勉君がカッコだけで作るとこうなるね。ぶっちぎりの駄作ですな。
新幹線に話を戻すと。
日本人の几帳面さが、メリットとなることが多いが、現代では、もう少し昭和初期の日本人が持っていた、汎用性を持たせることが必要なんだろうな。次回、それについて語るね。
では、またね。
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