最初に言っとくが、別にリーゼン、特攻隊を美化しているわけではないし、勧めてるわけではもちろんない。ただ、あまりにも特攻隊への理解が曲解されすぎていて、『無駄死に』ととられているのが腹立たしい。
死をかけて戦うのが戦争。これが真理なんだし極端に死を恐れるようになった現代の日本人を作ってきた、戦後教育の過ちでもあるね。『国を守るためには死をかけてたたかう」これが国際的なルールなのだから。
つまりは、地球の全人類が、自給自足できるだけの食べ物があれば解決する問題なんだよな。でもできてない以上、食べ物を奪い合わなければいけない。奪い合うために戦うべき共同チーム、つまりは国が必要。宗教とかもあるけど、根本は「食料」なんだよ。
ゆたかな日本だから、ではない。戦前の日本は『貧しかった』のだ。日露戦争の時の日本国民は、ほぼ裸足ですごしていたんだし、一日二食、おかずのまずしさもはんぱない。こんな感じだよ。飢えや病気でなくなる国民も多かった。だから戦争をやっていいわけではないけど、戦わないと食べていけなかった時代なんだよ。だから豊かな現代に生きるわれわれが、戦前の日本人は、と否定的にとらえるのはいけないわけだ。
本題に戻りまする。
『アメリカだって、特攻やっとるぞ』
苦戦を強いられたヨーロッパ戦線でのお話。ナチスドイツの強さに手を焼いた米英軍。軍事施設への空爆から民間都市への空爆に標的を変更し(日本にもやったけど、明らかな国際ルール違反。卑怯なのはアメリカ)空襲を計画したのだが。
実はアメリカには、そんな遠距離を飛べる戦闘機がなかった。爆撃機だけじゃ、戦闘機にやられちゃうしな、編隊を組むのが基本やからね。ちなみに、日本の誇る零戦。アメリカ製戦闘機と比べ、飛行距離も優れていたから、零戦ならば、ドイツ国土奥に空爆できたんだけども。
そこで、アメリカ軍がとった作戦。
『帰還できない覚悟で遠距離の空爆に向かわせた』
現に空爆後、ほとんど帰還できず、大部分は墜落死。数機のみドイツ国土に不時着し、捕虜となった。
こんな作戦を何回もやった。間違えちゃダメだよ、アメリカ軍でさえやったのだ。いわば『決死隊』
だから、特攻隊が特別なわけではないのだ。ことさら戦後に、特攻隊がとりだたされるのは、アメリカによる、弱い日本がみじめな戦い方をせざるを得なかった、というプロパガンダ。だまされちゃ、だめだ。
戦時中の日本人は、本当によく戦った。その貴い戦いぶりは、絶対に現代日本にも息づいていると、信じたいな、リーゼンは。
石油メジャー相手に、敢然と戦った男たちもいたし…
新幹線は、零戦をはじめとする日本の技術力が優れていた証なんだしね。
もう少し、戦時中の日本を正しく知った上で、語るべきだよなぁ。戦争っちゅうのは。
次回も続く。
では、またね。
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