世界名作劇場を見て少年時代を過ごしたリーゼン世代にとって、高畑勲さんといえば『神』。世界名作劇場で外国を知り、外国の文化を知った。
高畑勲さんの作品といえば、『赤毛のアン』。不良の巣窟みたいな小学校に通う中で、多少のイジメを受けて育ったリーゼンにしてみたら、等身大のアンは、身近な存在で、元気をもらったな。
ちなみに先々週、地元の友人から、当時のイジメっ子のリーダーだった子が亡くなったと聞き…わだかまりがなくなっていたのに驚いた。まぁ、中学ん時には、わだかまりは無くなっていたけど、なんとなく…ね。自分のためにしか生きていないような彼だったからな。リーゼンも他人の幸せに寄与できなくなったら、おそらく寿命はついえる、と思っている。ま、リーゼン的運命感では、という話だけども。
そういう意味では、高畑勲さん、あまりにもたくさんの宝を何年にもわたり少年たちに与え続けた、という点で、本当に素晴らしい。戦火をくぐり、多くの死体を見続け、育った悲惨な少年時代からのデバッグ…なのかな。幸せな現代に生きる若者たちは、彼からの平和を尊ぶメッセージを受け取らなきゃ、だね。
今日からしばらくは、アニメオタクでござります。
では、またね。
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