ゴキちゃん、自分の車ではない。『ダートトラック』という、車のレースをやった時に、チームの先輩から貸してもらった車である。だから、おとぼけ新聞、初登場だね。
『ダートトライアル』知らない人多いと思うから、簡単に言うと…舗装されてない土のサーキットを、いかに速く走るかを競う競技。ラリー競技の導入編になるのだが、ジムカーナやサーキットでのレースに参加する人も、練習がてらエントリーしたりもするので、説明は難しいな。二回アタックして速いタイムを、競うんだけど、車の排気量により、レースカテゴリを分けてるから、要するに、ドラテクの勝負。
映像、見てみよか!
ちょうど、リーゼンがやってた時代の映像、それも、ホームサーキットの『スポーツランド信州』では ないか。何人か、知り合いが走っとるわ。なつかしいな。
基本、カーブは、タイヤ滑らすし、坂も結構あるでね、車体の軽さ、エンジンの吹き上がりと、立ち上がりのトルクが物を言う。
車で言うと、ダートトライアル(略して『ダートラ』)で人気があったのは、
内装はずすと、ほんとに軽くて、それもFR(後輪駆動)。車重バランスがよくて、ほんとにいい車だったけど、中古でも高くて買えんかった。
そこで。
ハチロク トレノ。
中身は全く、レビンと一緒なんだけど、人気は少し落ちてたので、少し安かった。
でも まだまだ、値段が高い😢
そこで…
ホンダのシティ。安かったので、これでダートラ始めた人、多かったな。軽くて、ホンダエンジン独特の、ピックアップのよさ。
リーゼンの愛車もこれ。『街子』(シティの和訳)と呼んでた、当時の愛車の写真、なぜか出てこん…愛車見せたかったけど、外装にお金かける余裕はなかったので…
ボロボロ😨だったな。
まぁ、『街子』には、いろいろ教えてもらったな。車重ムチャクチャ軽かったから、挙動みだれても、すぐに立て直せたし、雑なスピードでカーブに入っても、カウンター当てればすぐに向きたい方向 向いてくれたし。
そして、今回の主役?通称『ゴキちゃん』、ホンダの『CRーX』という車で、2代目のモデルである。
ゴキちゃん、チームの車だったのだけど、とにかく面白かった。ひたすら軽い。多分、燃費重視で軽く作ってある、フィットやヴィッツより200キロ近く軽いんじゃないかな。排気量は『CRーX』の方がでかいから、そのすごさが、わかるね。
空力に優れたプロポーション。かっこいいね。ただ、後席はあるけど、屋根、というかリアガラス頭が当たるから座れたもんじゃない。だからアメリカへの輸出モデルは後ろの席はなく、荷物置きだった。
リアの格好もいいね。後ろの部分にスモークガラスをはって後方の視界を確保したのはいいね。
ちなみに、トヨタの前モデルのプリウスは、CR-Xのデザインをパクったことが、ありありと分かるね。
さて、このデザインゆえ、個性あふれる車だった。面白かったな。
面白い、と言ったのは、車の特性。FF(前輪駆動)な上に、車重バランスが、前:後=2:1なのだ。常に、前のタイヤに車重の3分の2近くがかかり、ブレーキ踏むと、前のめりになるため、さらに車重がかかるということは。
カーブするときは、常に回りすぎちゃうってこと。
通常、「さあ、右折するぞ〜」→ブレーキ踏んで前輪に車重をかける&同時に2速にダウン、この動作を「ヒール&トゥ」で行う→後輪を少し浮かす→ハンドル切って、テールスライドさせる。
と運転するのだけど、『ゴキちゃん』はバランスの悪いFF車なので、
「さあ、右折するぞ〜」→ブレーキ踏んで、少しだけスピード落とす。少しだけ前に車重はかける→アクセルを離す&2速にダウン→『タックイン』という現象が起き、強烈に曲がる→車の方向がくるっと変わるので、あとは逆ハンドルとアクセルでコントロールし、カーブをぬける
ということが、上手にできた。タイミングずれると、コケるけど。
あと、『ゴキちゃん』の名前の由来。姿かたちが、どう見ても、ごき◯り。くるくる方向変えるから、動きが似てるんだろうね。
この二台には、ドラテクのほとんどを教えてもらったな。いつか、また乗りたいっす。
では、またね。
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