2017年3月30日木曜日

おとぼけ新聞 号外 青い銀河 デザート編

リーゼンがバイトしてたのは、バブル期 最後。日本人が 最後の浮かれポンチ気分を味わっていた時。

分かりやすく言うと。

マハラジャ→KING&QUEEN→ジュリアナ東京→ヴェルファーレ

に移るあたりの頃やね。

しかし、それは、都会の話。

リーゼンが学生時代を過ごした、長野県には 見事に何もなく。


バブルらしいとこはなかったな。見事に。


テレビ局も、民放が三つしかなかったので、野球のナイター中継見てると、8時45分頃にテロップが流れる、『一部の地域を除き、野球中継を続けます』の、一部の地域やからね、長野県は。

野球中継は
強制終了!

一番イタイのは、少年漫画雑誌が1日遅れやから…

愛知に里帰りした時に買った、少年ジャンプを、本屋に『最新号!本日発売』なんて書いて陳列されてるのを見て、間違えて買い、家で読んだら『あれ?読んだことあるぞ』と、お手軽デジャブを味わえるという、素晴らしき長野県。

ま、でもね

流行りものは、やはり長野県にも 上陸するわけですな。

とある日の、バイト中…確か土曜日。昼前からレストラン『青い銀河』のバイトに入った リーゼン。

昼が過ぎ、客がいなくなり。やれやれ、そろそろ休憩時間だぞ…と、あくびをさかんに くれていた時。

厨房から、店長の顔が。

『おい、〇〇くん(←リーゼンの苗字)、最近 流行っる、ティラミス(東北生まれの店長が発音すると、テラミス になる)を作ってみるか』

客がいないことを いいことに、おもむろに『テラミス』を作り出した店長、見守るリーゼン。材料をかきまぜるとこ 少しと、ココアパウダーをふりかけるとこは手伝ったけど。

『完成!』

 

うん、こんな感じだったな。作るのは簡単やからね、 初めてでも、うまく作れたわけだ。

奥さんも交え、少しずつ、味見。

『うまい!』

そのあと、すかさず店長から びっくり発言が。

『客に出すか』

そう、その試作品、その日のうちに ケーキメニューに仲間入りし、なんと

450円

で販売されたのだ。

一事が万事、個人経営のレストランらしく、行き当たりバッタリだった部分があり、とても面白かったな。特に、リーゼンがバイトしてたころは、オーナーと呼ばれてた、奥さんのお父さんが健在だったので、店長は経営者ではなく、レストランの婿養子らしい ハチャメチャなとこがあって、面白かったのだ。

 

↑ テレビで特集された時の 店長。(もちろん、左側)

ほんと、まともには攻めず、常に一捻り、エキスを注入しちゃう店長。それは店のメニューにも、色濃く出ていたな。

 

店の看板、こんなだしね。バイトの身の上だから言えなかったけど、ラ〇ホテルかよ、と思ってたよ(笑)

目立つことは、間違いないけどね。

面白ネタはまだまだあるので。紹介したいのだけども。

話長くなったので。またの機会にね。

では、またね。







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