渚のオールスターズのコーラス参加から、MIKEでの活動、ソロになって、シンガーソングライターとして、織田哲郎や、近藤房之助ら、シンガーソングライターの大御所に支えられたのは、まさに天運。現在のように、口パクグループ全盛の時代なら、まず消えてただろう。
現代は、歌が言葉の重さを持つことを嫌う時代やからね、シンガーソングライターが育ちにくい。イージーリスニングばかりやからね、リーゼンみたいに『熱くて』『重い』歌を好むリスナーは生きにくい世の中なのだよ。何しろ、あの大御所GLAYまで、コンサートは口パクやからね、ほんと終わってる💢
サザンのライブなんて、歌詞すっ飛ばしなんかはご愛嬌やからね。それよりも桑田さんの『言葉』が聴きたいのだ。だからサザンの音楽は、伝わる。
さて、繰り返すようだが。1995年前後は、本物のシンガーソングライターが何人もいたからね、そんな中で宇徳敬子さんも鍛えられた。
前回、名曲『まぶしい人』を紹介したが、今回は
『Good-by Morning』
雰囲気は、『オリビアをききながら』なんかの、スローバラードながら、宇徳敬子さん自身の、『前向きにいこうよ』の思いが、ひしひしと伝わる名曲。週の半ばの けだるさを吹き飛ばすには、よい曲だね。
ちなみにリーゼンとしては、近藤房之助とのセッションバージョンが おすすめ。近藤房之助が入ると、あのハスキーな ハイトーンで、ぐっと曲がしまるんだよな。
まずは、宇徳敬子ソロバージョン。
これが近藤房之助が入ると、こんな感じに。
ね、よかとでしょ?
もともとは、1970年代に、サンディーが歌った曲のカバー曲なんだけど、アレンジがよいね。
最初からオリジナルでいけば、よかったのだけど、当時は第一次カバー曲ブームだったから、事務所の売り方として仕方なし。この曲、ドラマのエンディング曲だったしな。
宇徳敬子さんについて、もう一回は語るぞ。
では、またね。
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