2018年2月23日金曜日

おとぼけ新聞 号外 もったいないおばけ最終話

先回の続きでござる。

さて、犬、猫などのショッピングモールやホームセンターでのいわゆる『店頭販売』の弊害について、話してきたけど。

繰り返し言うけど、生体をさらし者にして販売してる先進国、日本だけだから。他国は弊害に気づき、とっくにやめている。ペットブームにのっかり、オモチャ感覚で子供や、子供っぽい自分に買い与える大人がいけない。

ペットがほしい、犬や猫がかわいい、というなら、しょこたんみたいに、捨て猫をペットにすべきなんだ。困り感は、そちらが緊急性が上。それができないなら、やはり『オモチャ』を買ってる感覚なんだろう。

リーゼンもね、母のアレルギーがあるから、仕方なくトイプードルを飼っている。仕方なく、というのはいけないか。でもほんとはレトリバー系の犬をもらってきて飼いたかったんだけど、毛並みがね。

トイプードルは下毛がないから、抜け毛が極端に少ない。毎日のブラッシングや週一の洗体をすれば、ほぼアレルギーは防げる。だから、メルカリなんかで『家族に、アレルギーが出て』犬を譲ります、というのは、適切に世話をしてないか、全くのうそ、と言って過言ではない。

長くなったけど、店頭による生体販売の弊害の最大たる理由、三番目は。


『きちんと血統を管理していない』

別に血統書つきの生体しかだめ、というわけじゃない。ただ、犬や猫それぞれの種類で、特有のなりやすい病気や障害がある。トイプードルならひざ関節系だし、ダックスなら股関節。それらを加味して、病気や障害が出ないように、交配を計画するのが正しいブリーダー。だから、正しいブリーダーから譲ってもらった生体は、ほぼ病気や障害は出ない。

ところが。

ショッピングモール内や、ホームセンター内のペットショップだと、病気や、障害レベル、なんて堂々とラベリングして販売している。ほんと、ありえない。

それと、最大の誤解は。

ブリーダーさんからなら、5万から20万で譲ってもらえる生体が、ショッピングモールやホームセンターだと、2倍にはねあがること。

ブリーダーから譲ってもらったほうが安いんだよ、圧倒的に。



お手軽に、気軽に手に入れる現代の贅沢病。捨てる割合も半端ない上に成り立っていることぐらいは、認識しないとね。

では、またね。

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