いきなりだが、先日、仕事中に来週の段取りを考えてたら、高校時代の思い出にふけってしまった、リーゼン。
んとに、C調男なんやから。
なぜ?と言われてもね、思い出しちゃったから、仕方ない。一度自分の脳を『ぱかっ』と割り、覗いてみたいものだ。大切な神経がぶちきれているに違いない💦しかたないな、自分の脳だから、うまく付き合うしかない。
さて、その妄想話について、語ろうか。いくつか妄想したわけだが、その中の一つ、音楽の試験について。
リーゼンの出た高校、自由な校風だったものだから、時に変わった先生がおり、それはそれで面白い授業がなされていた。その一つが音楽。理科や英語もユニークだったが、最もたるのが音楽だったな。
どうユニークだったか、といえば、一年の二学期の歌の試験、『「TONIGHT」を男女一組になり歌いましょう』→え?
『TONIGHT』といえば、映画『ウェストサイド ストーリー』の名場面、トニーとマリアが、バルコニーで愛を語る時に歌う、あまりにも有名な曲。
『先生、何考えとる?』
まぁ、確かに音楽の教科書にはのっているが、な
ぜ、男女で?
当時はバリバリの陸上部 丸刈り少年だったリーゼン、女の子への免疫もなくシャイそのもの。とにかく、相手役を誰かに頼まねばならない…
ふと、教室にて、隣の席を見ると、たまたま運良く隣の席だった、かわゆい まなちゃん。かわいいわりには、家が◯◯文化センターやってたから、気さくでしゃべりやすかった。ダメ元で相手役を頼んでみたら、何とオッケー。よしやるべ。
まずは、レンタルビデオ屋で『ウェストサイドストーリー』のビデオを借り、友人宅で研究。当たり前だが…
『英語や、ないですか?』
何しろ英語は…苦手っちゅうか、高校の先生が嫌いで…特徴的なしゃべり方する先生だったから、授業の前に、よく彼のモノマネを友人の前で披露していたら、何度か後ろに立たれていて…言うに事欠いて、
『◯◯(リーゼンの本名)く〜ん、きみは、英語の発音は人並み以下のくせに、そういうことだけは、熱心だなぁ〜』
などと言うもんだから、ますますモノマネに磨きをかけ…(その労力、英語の勉強に使ったら、東京外語大、推薦で受かっとるな、多分)
モネマネが、ほぼ、完璧になった2年には、担任が、その英語の先生になるという不幸、いや幸運に😳
ま、そのせんせのおかげで、英語しごかれて大学受かったわけで。運命なんてわからんね。
あ〜、また脱線。話もどすと、英語苦手なリーゼンだったわけだ。しかし、『まなちゃんパワー』は絶大だったね、猛練習したよ、『TONIGHT』。
ちなみに、映画『ウェストサイド ストーリー』の中の『TONIGHT』歌うシーン、こんな感じ。
ひゃ〜、今見てもあやういトニーとマリアの視線の絡みだぜ。
本番は一番のみの歌唱だったけども。まなちゃんとも、放課後練習を何回かしたせいか…
すっかり、気分はトニーだぜ、なぁ、マリア💋
もちろん音楽の試験なので、
『抱擁は なしだぜ』
でも、お互いの息を合わせないと歌えないから、歌ってる間、ずっと まなちゃんと視線絡んでた気がする。今、思うと、生涯で一番エロチックな時間だったかも、しれない。
エロチックっちゅうのは、いろんな欲が絡むと現れないもんだからさ。例えば相手を『口説いてやろう』とか思うと、これは違うんだな。自分の意思、邪心が入るから。それとか、色気ムンムンでおしまくるとか…これも違うな。
こん時のリーゼンは、まなちゃんのことを知ろう、息を合わせようと純粋に見つめてたからな…なんか…つまり、リーゼンに言わせると…
『相手の息遣いに、自分の息を合わせる』
または、
『相手の胸の鼓動に、自分の鼓動がリンクする』
『相手を、受け入れ、同一化、一体化する』これこそが、究極のエロチックなのではないか?と。
つまりは、五感で感じるもの、というより、本質的なもんなんだよな、エロチックというのは。
哲学的になるから、説明難しいんだけど、表情とか言葉とか、ボディコン着て お色気ムンムンとかはさ、見る方も感情や表情を自分でコントロールできるじゃない?
でも心臓の動悸や発汗、口の渇きなんかは、コントロールできない、本質的なもの。ここに訴えかける、また訴えかけられる…裸の自分と同一化して丸裸にした相手との交わりこそが、『エロチックなのでは?』
おそらく、胎内にいる時の赤ちゃん、母乳与えてる母親と赤ちゃん、とかに回帰するんじゃないかな。
まなちゃんとは、それっきりの間柄だったけどね、ほんと、いい思い出なんだな、リーゼンにとっては。
ちなみに試験、リーゼン&まなちゃんコンビ、学年2位の得点、98点だったよ。
手ぐらい握ってたら、100点だったか?しもた!マリアよ💦
チューしてたら、150点だったかも?マリアよ💦
↑ 停学だっちゅうの!
あれから何回か、アメリカから劇団が来日するたびに、ミュージカルの『ウェストサイド ストーリー』を観てるけど。やはり、いいね。その度ごとに、違った感動がある。ミュージカルとか、カントリーミュージックってのは、アメリカの文化そのもので、アメリカ人が大切にしている思いを つぶさに感じる。もちろん、映画版のマリア役、ナタリー・ウッドには、かなわないけども。
そして、劇団四季の『ウェストサイド ストーリー』も観たけど…こんな、感じで。
ダメダメ君ですな!そういう話ではない!
やはり、この話の背景は、1960年ころのアメリカ国民が、抱えてた問題があるわけで、それが、わからん日本の劇団員がやってもね…
薄っぺらい表現しかできないんだよ。
劇団四季もね、オリジナルの台本で勝負すればいいんだよ。役者はいい人いるんだから。『ウェストサイド ストーリー』『Cats』『ライオンキング』みんな観たけど、違和感ばっちり。外国の文化を感じ取れない日本人が演じても、ダンス教室レベルにしかなれない。むしろ 劇団四季 オリジナル作品の方が良いよ。
そろそろ、オリジナルで勝負しなきゃ、ミュージカルという文化は根付かないよ、ほんとの意味では。
高校の授業ネタ、まだあるから、またの機会に…ね。
では、また。
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