2016年12月24日土曜日

たまには小旅行 平谷高原スキー場



仕事ひと段落つき、やっとこさ年末ムードのリーゼンである。

いよいよ、リーゼンが大好きなスキーシーズンなのだが、最近のリーゼン、毎年 クリスマス前後に一回、スキーに一人で行くことが続いている。もちろん、近場で、下道で行けるとこばかりだけど。

理由は3つある。

1つ目。数年前にひざの靭帯を損傷してから、ひざの調子が今ひとつ。シーズンインは、ゆっくりと確かめながら入りたいのだ。まだ、正座ができないから、来年の夏に手術かも。過度に曲げなきゃ、痛みも少ないから。だましだまし滑るけど。

コブは無理だな…素早い吸収動作は無理。

ということで、怪我してからは一人でノンビリ基礎トレをしてシーズンインしている。


2つ目、厳冬に備えた木々や草花の息吹をじっくり感じたいのだ。リフトに乗り、樹々の息吹や、地面に落ちる松ぼっくりやどんぐりの生き様を ほんわか感じたい。人間や生物ほど厚かましくなく、控えめながらもたくましい、冬の山の木々や草花の息吹きを感じることで、生命のパワーを頂けるのだ。

そして3つ目。昔の『ちいさな』自分に会えるから。思い返せば、大学一年、友人と来ていたスキー場でクリスマスに大失恋をし、自ら命を断ちかけた自分。若かったし、見えてなかったし、小さかったな、ほんとに。普段はC調で生きてるけどね、乗り越えた自分をほめたいし、助けられた全てのものに感謝したいし。助かったのは、ほんと、偶然。でも、この世に生まれて来た命すべてが、奇跡、偶然なんだよね。自分を取り戻すのに、宗教にすがったわけじゃないので、増長しない意味で、こうした振り返りが必要なのだ。

もっとも、家庭に恵まれている人にはない感覚かもしれないな。児童養護施設で出会う子に、ちょっと通じるものを、たまに感じたりもする。

ま、裏のリーゼンですな。

ともかくも、今年も、雪山ひとり旅に出向いたリーゼンだった。

今年は『平谷高原スキー場』。昨年も来たのだが、ここのいいのは…

近い!

これに尽きる。下道ばかりだし。


とにかく、153号線を行けば着く。広い豊田市を越えて、稲武をぬけ、長野県根羽村に入るとすぐ。国道沿いに駐車場があるとこ、近隣じゃ、ここぐらい。岐阜はない?しね。この気軽さ、半端ない。

 

平谷高原スキー場、もちろん狭さは抜群。わが愛知県の誇る唯一のスキー場、茶臼山に匹敵する狭さだが、国道に接してる分、こちらの方が来やすいのだ。

リフト2つの、ノンビリスキー場。その分、せかせかしてないから、リーゼンは好き。ここでの滑りが直接、白馬の広いスキー場を滑るスキルにはつながらないけども。

自然をのんびり感じながら、シーズンインのブーツをはく痛みと闘いながら、寒さに慣れながら、滑るのが、なんかいいのだ。

今年はシーズンイン当日に来たので、リフト券、駐車場無料。いい時に来たな😄

 

昨日からの雨で、ただでさえ少ない雪がさらに薄くなっている。斜面に雨でできる溝が少ない分、滑りには問題なかったけどね。



上級Cコースが開くと、いいんだけど。まだまだだな。

雨は冷たいよぉ…

ま、小二時間滑って帰ったよ。基礎トレばっかやってたので、子連れのパパスキーヤーに、『それ、やらせた方がいいですか?』と聞かれたけど…

子供は必要なし。身体柔らかいし、体重軽いし、地面から近いから、滑りやすいんだよ。がんがんボーゲンで行かせるべき。

滑り終えると、駐車場近いので、すぐに車へ。帰り支度をしてると、駐車場で鍋をつついてる家族連れが。

この辺が、いいとこだな、ここの。

リーゼンは、帰りにお気に入りの、どんぐりの湯に入り、雨に濡れた身体と、酷使した膝を労ってから、帰宅したよ。

今年も滑れそうで 一安心。でも今年もコブはなしだな…来年の夏、手術しようかな…


まぁいいや。帰りに『根羽村』を通るのだけど。攻めてるぜ、根羽村観光局?は。



 

根羽村だから、『ネバーランド』?いいセンスだけど、ネバーランドといえば…

 

ピーターパン。訴えられないか?看板の上部に、なんとなく、ピーターパン飛んでるし…

 

中の施設は、全くピーターパン色なし。せめて緑色とか、ピーターパンをほうふつさせるイメージカラーで塗ればいいのに。


あと、根羽村には

 

もあるぞ。武田信玄 終焉の場所と言われているので。

 

実物見たけど、祟りが怖いので、写真はHPから。ま、病死、暗殺と、いろんな説があるけど、ここで亡くなった信憑性は高いな。ホンモノの持つ、ただならぬベールを感じるので。

岐阜や長野のスキー場もいいけど、たまには南信州のスキー場もよいよ。ノンビリしてて。


では。またね。

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