なぜに5月1日が、労働祭なのか。労働祭とは何か。
古代の女神崇拝に関係しとる。
5月つまり、英語で、『MAY』、これは語源でもある、『女神マイアの月』という意味なのだが。
キリスト教興盛の前の時代、つまりローマ帝国になる前の王政の時代なんかの話。
キリスト教興盛の前の時代、つまりローマ帝国になる前の王政の時代なんかの話。
ローマ神話には豊穣の女神マイア(Maia)がおり、マイアの祭日である5月1日は供物が捧げられていた。つまりこれがメーデーの起源ともいえる。
だけど、さらにきな臭い話をすれば。
さらに前の時代、古代ケルト民族にまでさかのぼるとね。
5月1日は、古代ケルト人たちが、女神とそこ子供のベルを祝う、ベルテーンという祝祭日だったのだが。
『ベルテーン』とは、『ベルの火』という意味。
ベルとは、カナン(フェニキア)人の信仰する最高神バアルの事。
ユダヤ・キリスト教では悪魔とされ、ベルゼブブなどと呼ばれたりしとる。
角を持つその像を拝む儀式は、キリスト教徒からは悪魔の儀式に見えたらしい。
古代ローマ人による、南仏のプロヴァンス、ブルゴーニュ、北イタリアに、ベル神を祭る社が今でもあるらしいが。
なぜ、中東の神バアルが西欧まで祭られていたかと言うと、カナン人達が、ギリシア・ローマが栄える以前に、地中海全域に植民地を持っていたから。
彼らはそこの土着民達に、バアルを信仰するように広めました。イギリスなどにも伝わったと思われる。
ちなみに、ベルテーン祭の、前夜の4/30から【ヴァルプルギスの夜】という前夜祭が行われる。
これは秋に行われるハロウィンと同じく、春に行われる魔女のお祭り(サバト)。この夜は かがり火を焚き、一晩中(乱交など)乱痴気騒ぎをするらしい。
儀式の為に、子供をさらったり、それを殺して食らったりもする。古代の習慣として、世界中に見られ、アステカ文明でも、生贄を捧げ、内臓を食らったりしていたからね。
さあ、メーデー、ハロウィンの時も話したけど、きな臭い祭なのだ。一言で言えば、悪魔教だからね。
次回へ続く。
では、またね。
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