人生長いんやから、多少の回り道は必要だろう。だから不登校やら、浪人やらには、リーゼン優しい方の人間だと思っとるけども。
ニートの方々はね…
世界的にも、成人になり、『働かざる者食わせてもらえるけどね』を容認する国、どんくらいあるんだろう。
先日、昔 映画化された漫画、『イキガミ』を、ツタヤで借りて読み返して見た。
国が国民に生きてる実感をどう味わわせるか、このあたりが肝の漫画だが。
絶対、映画より、原作の漫画で読むべきだ。リーゼンに言わせりゃ、生の実感とは、飢餓感をどれほど持ち得るか、それだけにすぎないわけだから。
ニートの方々には、それがわかっていない。それが証拠に、先回も紹介したアマゾンネタ。今回は『じゃがりこ サラダ味』
ここに、なんだか残念なレビューがある。
『俺みたいにハードニート生活をしてると、どうも野菜分が不足がちになる。
昔はそんなもん気にしてなかったが、気付けば何とかなるっしょも通じない年頃。真夜中、デジタル成分を補給すればするほどベジタブル成分を補う必要性に駆られる。
そんなときはじゃがりこサラダを食べる。
サラダって書いてあるんだからサラダなんだろう。いい時代になったものだ。
部屋を包み込む静寂の中、一人でじゃがりこじゃがりこやっていると、
束の間、北の大地の生命の息吹を感じる。じゃがいもの躍動を感じる。
じゃがいもが、美味しく食べてくれてありがとうと口中で踊っているのだ。
決して気のせいや勘違いなんかじゃない。
私も一緒になって、パン一ないし大胆に全裸スタイルで踊ってしまう。
この前なんかカーテンを閉め忘れていたから、○○さんの息子さん、ついに…という噂が町内に流れてしまった。
だけどそんなのじゃがりこの美味しさに比べれば瑣末な事案だ。くだらない。何になる。
人生は一回きりだ。お前のやりたいようにやれ。邪魔する奴には噛みついてやれ。じゃがりこで顎を鍛えろ。』
…ひたすら残念。世間の噂が気になるなら、部屋で踊るシーンを見られることより、ニートの方が輪をかけて恥ずかしい、こう教えなきゃだめだ。親は。
現代病、深刻ですなぁ。
では、またね。
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