2017年5月8日月曜日

リーゼンの休日 吉良 華蔵寺

GWも最終日、年老いた父母を車に乗せて、西尾市?幡豆町?にある三ヶ根山に出かけた。父母思い出の地らしく、最近連れてけ、がうるさいのでね。

あじさい街道で有名な三ヶ根山、時期も悪く、アジサイの青々とした葉っぱのみ。道中はつまらなかったが、さすがに三ヶ根山の頂上あたりからの眺めは最高だったぜ。

ただし、レストランなんかの廃墟がたまに現れると、興ざめだわな。


 

ちゃんと、廃棄してくれよ…

さらに

 

おいおい、ここは幽霊ドライブウェイかよ。ほんと、いやだなぁ。


でも、ま、頂上からの風景はなかなか。やはり、海が見下ろせる風景は、よい気分だったよ。

 

父母にも、喜んでもらえたところで。

ところで、三ヶ根山、あの東条英機らA級戦犯の墓があることは、ご存知か?基本、A級戦犯の処刑には、日本人は立ち会えなかったともいわれ、三ヶ根山に埋葬されている遺骨についても、彼らの死を悼む人らにより、すごい苦心をして取り返したものらしい。

興味がある方は、『三ヶ根山』『A級戦犯』でググると出てくるので、ぜひ。


帰り道、吉良町を通過中、母より、昔、リーゼンも交えた家族で、吉良町にある華蔵寺に来たという思い出語りがあった。リーゼンも興味があり、また、父の記憶はどうやろ?とも思い、華蔵寺に寄ってみた。

華蔵寺、あの吉良上野介の菩提寺でもある。あたりまえだが、吉良氏寄りの説明書があったりもする。
 







吉良上野介、やはり地元では名君でもあったのだが、あまりにも『赤穂浪士』が切ない話やからね、仇役として有名になりすぎた。

 

駐車場わきにある、誇張のないサイズの銅像。自分は控えめで好きだけど。

でも、地元の人は複雑な思いを持ってるんやろうね。参道わきには
 
 すごい俳句だな、憎まれながら三百年?春の歌ではないぞ、内容的には。ふと浮かんだリーゼンの俳句の方が、よいぞ。

『ふりつもる 雪に消えにし 憎し は や』

→『刃』と『雪で見えない雪下の葉』を、かけてみたよ。

ま、詩人リーゼンは、めったに現れませぬが、なかなか深い句を詠むよ。自画自賛だが、なにか?

では、またね。

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