あじさい街道で有名な三ヶ根山、時期も悪く、アジサイの青々とした葉っぱのみ。道中はつまらなかったが、さすがに三ヶ根山の頂上あたりからの眺めは最高だったぜ。
ただし、レストランなんかの廃墟がたまに現れると、興ざめだわな。
ちゃんと、廃棄してくれよ…
さらに
おいおい、ここは幽霊ドライブウェイかよ。ほんと、いやだなぁ。
でも、ま、頂上からの風景はなかなか。やはり、海が見下ろせる風景は、よい気分だったよ。
父母にも、喜んでもらえたところで。
ところで、三ヶ根山、あの東条英機らA級戦犯の墓があることは、ご存知か?基本、A級戦犯の処刑には、日本人は立ち会えなかったともいわれ、三ヶ根山に埋葬されている遺骨についても、彼らの死を悼む人らにより、すごい苦心をして取り返したものらしい。
興味がある方は、『三ヶ根山』『A級戦犯』でググると出てくるので、ぜひ。
帰り道、吉良町を通過中、母より、昔、リーゼンも交えた家族で、吉良町にある華蔵寺に来たという思い出語りがあった。リーゼンも興味があり、また、父の記憶はどうやろ?とも思い、華蔵寺に寄ってみた。
華蔵寺、あの吉良上野介の菩提寺でもある。あたりまえだが、吉良氏寄りの説明書があったりもする。
吉良上野介、やはり地元では名君でもあったのだが、あまりにも『赤穂浪士』が切ない話やからね、仇役として有名になりすぎた。
駐車場わきにある、誇張のないサイズの銅像。自分は控えめで好きだけど。
でも、地元の人は複雑な思いを持ってるんやろうね。参道わきには
すごい俳句だな、憎まれながら三百年?春の歌ではないぞ、内容的には。ふと浮かんだリーゼンの俳句の方が、よいぞ。
『ふりつもる 雪に消えにし 憎し は や』
→『刃』と『雪で見えない雪下の葉』を、かけてみたよ。
ま、詩人リーゼンは、めったに現れませぬが、なかなか深い句を詠むよ。自画自賛だが、なにか?
では、またね。
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