少し前に話した、ペットショップやショッピングモールでの生体販売の弊害。
目をそらして、便利さや、お手軽に手に入る『幸せ』にばかり奔走してないかい?という話なんだよな。
今日のネットニュースに出ていた、ほんとうに『よくある話』
「子犬工場 400匹すしずめに。業者を刑事告発に」
https://news.goo.ne.jp/topstories/nation/342/a4c2235ed5c928810cb0095fd3f4cac7.html
これじゃまだ 深刻さがわからんだろうけども。
「パピーミルのおそろしさ」
https://ameblo.jp/kiwamikobo/entry-12240945852.html
こんなんが、年間何件も摘発されるわけだよ。そして、相手が動物だけに、たいした罪にはならず、罰金刑などの「しょんべん刑」を払い、また始めるわけですわ。
外国では、ブリーダーは登録制だし、店頭での生体販売を禁止している国が多いから、こうしたことは起きにくいんやけど、日本では「少数の」生体を飼うのには特に登録は不要だし、ましてや、あやういブリーダーからも買う「生体ブローカー」がおり、ペットショップやショッピングモールに卸すルートがあるかぎり、こうした「パピーミル」はなくならない。
血統書つきなら、血統管理や生体数管理できてるんじゃないの?という声もあるだろうけど、血統書というのは、そもそも生体数管理をするものではなく、お金を協会に出して、よい血統を証明してもらうだけのものなので、ぶっちゃけ金さえ払えば、パピーミルなんかでも、できてしまう。血統書には持病は載ってこないしね。
さらに、あくどいペットショップはここ3年ぐらいで、もっとこずるい販売方法、宣伝方法を考え付いた。それが「MIX犬 商法」
後数年で、間違いなく問題が大きくなるだろう、この販売方法。売り文句は「血統書つきの生体では生まれない、個性豊かなMIX犬」。
リーゼンにいわせれば、「MIX犬」=『雑種』
そうした生体に価値がないとはいわない。リーゼンも昔飼っていたのは雑種だしね。
でも、金を出して買うまでのものでは、けっしてない。
「MIX犬 商法」のうまみ。
①血統書がいらない
これにつきる。つまりはパピーミルや生体ブローカーを儲けさせるだけ。本当に害しかない。
「MIX犬 商法」の最もたる弊害
○血統管理をしないから、どんな成長をし、病気が出てくるかがわからない。
○違う種の生体をかけあわせるわけだから、成長後の障害については問題放棄。
ま、「MIX犬 商法」をしているペットショップはまともな商売をしていないから、買っちゃいけないな。とはいえ、まともな商売をしている業者、ほとんどいないけど。(まともな業者は、意外なところで「動物病院」とか、町の片隅でひっそりと商売しとります)
今回は、ここまで。
では、またね。
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