2018年3月18日日曜日

おとぼけ新聞 号外 カルトとは?

先日のウェブニュースにて。ピタゴラスとピタゴラス教団とのつながりや、まつわるエピソードが紹介されていた。

古代ギリシャの歴史的偉人であることは間違いないのだが。彼が所属していた、ピタゴラス教団がなかなかの『イかれた』教団っぷりで、面白い。図書館で調べてみたけど、かなり信憑性のあるエピソードらしい。

この教団の一番『残念な』ところは、『有理数しか、信じてはいけなかったこと。んなもん、現代の常識では、『有理数』『無理数』があることがわかってるから、あらら、の案件なのだが? 

ピタゴラスの定理自体が無理数そのものなんやから、どうしようもないと思うのだが。ともかくも、無理数の存在を暴露した者は、すべからく教団員により地中海に沈められたらしい(TT)カルトやねぇ…

カルトにハマる人っちゅうのはさ、第三者は笑うけど、本人たちには『見えてる』わけだからね、仕方ないんだろうなぁ。

ちなみに、戦時中の海軍の迷走ぶりについて書かれた漫画、『アルキメデスの大戦』



こいつは面白い。航空機主体の戦いに変化していった、第二次世界大戦の後半、なぜ無用な戦艦大和が作られたのかが描かれており、登場人物の思想の移り変わりが面白い。

敗戦の色が濃くなりつつある日本で。なぜ兵士たちが戦艦大和を望んだのか。現在でも通じることだが、つまりは。



なるほど。死をかけて闘う兵士たちには、たしかに、死をかけるべき理(ことわり)は必要だろうなぁ。

そして


国防=国家の経済政策。これは一面で正しい。第一次世界大戦に巻き込まれなかった日本が『漁夫の利』を得たことからも、当時の日本社会の根底には、この思想はあっただろうな。

カルトと、社会的迷走。信じる先に行くつく結末が納得できるものであれば、意外と、当人たちはいいのかもね。

リーゼン哲学(笑)

では、またね。

0 コメント:

コメントを投稿