先回の続き。国際化、国際化といわれるが、本質はなにかなぁ…
たとえば、英語圏、特にキリスト教徒なんかの思想を『外人とはそういうものだ』として捉えている日本人が多いが、かえって邪魔をしてうまくコミュニケーションを取れない人を多く見かける。リーゼン、イタリア人やロシアやフィンランドの北欧人、オーストラリア人とコミュニケーションをとる際に、悪いけど、駅前留学程度の英語力の日本人よりは上手にコミュニケーションをとれていると感じている。スキー場近くの外人向けバックパッカーの宿や外人バーにも顔を出すから、場慣れをしている、ということもあるけど。コミュニケーションの根本は、『日本人であることを意識すること』これにつきるのだよ。
まずは日本語をきちんと話せないといけない。その上で日本の文化を意識しないといけない。宗教的なものが薄いから、日本人は文化を外国の人と話せない。外国の人々の話の基本は『宗教』。宗教によっては食べ物も制約を受けるし、1週間の行動や日常の行動も制約を受ける。このあたりを意識しないと、全く話にならない。
ということで。リーゼンとしては、小学校から英語教育を義務化には大反対なのでありますよ。まずは日本語を身につけること。英語をかじった大人にまどわされないで、海外の人と話すために本当に必要な、日本人としての資質を伝えるのが、大人の役割なんだけどね。
基本的にはね、中学2年程度の英語力があれば、どの国の人とでもコミュニケーションはとれるよ。
あとは、この『旅の指差し会話帳』シリーズ。これさえあれば間違いなくいけるね。逆に帰国子女はともかく、駅前留学程度の語学力なら、必要性は全くないよ。(あと、どの国でもアルコールが飲めないと話にならない。ぜひお酒をたしなめるよう、努力すべきだね)
ま、百閒は一見にしかず。リーゼンと外人バーにいきませう。『お酒と、中学二年程度の語学力、そして、海外の方へのリスペクトと興味』それだけでコミュニケーションは成り立つということを身をもってそのことが感じられるはず。
では、またね。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿