回天基地から、離れて。
大津島のほかの観光地も見ないとね。せっかくレンタサイクルも借りたんやし。
回天記念館&回天基地で約45分。残りは、船の時間があるので一時間十五分。ふれあいセンターの人が言うには、島一周が二時間ぐらいかなぁ、と言うことなので。
元サイクリスト🚴 リーゼンの全力を見せませう(笑)
とはいえ、借りれたレンタサイクルは、見事な『ママチャリ』。変速機?なし。26インチの普通の『ママチャリ』にて、滑走しそうじゃ、ありませんか。
とにかくね、眺めはいいんだよ、当たり前だけど。島一周できる道もなく、ほぼ直線で島東側を走る道のみ。一番北のへんで、西側に少しだけ回り込む道があるのみ。あと、一番南に、周回できる道があるが、これまた急坂。観光に力を入れたいんだから、入れたくないんだか…とにかく面白い島である。
港に、こんなお土産、売ってるんだけども。この『おしげさん』っちゅうのは、大津島にて、特攻隊員のお母さんと言われたおばさまでして。それを本人の許可なく、パッケージに使うとかさ…
マンガ『特攻の島』の表紙風にカレーをパッケージされてもなぁ。食べる気になれんわぁ。
ということで、山口県民、商売下手でござる。広島や福岡県を見習うべきである。
さて、大津島にて。リーゼンが行きたいと思えたところ。大津島が壇ノ浦の戦いで敗れた平家の落ち武者が流れ着いた島だけあり。
『厳島神社』!
があるっちゅうもんでさ。
上の方に、厳島神社参道、なるものがあるのでさ、自転車飛ばして、行ったわけさ。
途中、島唯一の飲食店、『島食堂』もあったわさ。もちろん定休日だけど。予約しないと開かない店らしい。なんてこったい。
…あっ、あった、厳島神社…フレンドリーではあるが、手作り感満載の看板に、『ずいぶん不安』。
自転車置いて、歩いてみると。
看板からほんの3メートル。ここには、次の看板が。『親切やねぇ』と思いきや、違う看板(笑)厳島神社参道は、『めだか学校』を兼ねているらしい。リーゼンの不安感、3割増しになった瞬間である。
参道、見えます?不安ながらも進むさぁ。リーゼンは。ただし、最初の看板より、はや不安は2倍に。
…参道…なんだよ、これが。不安はすでに10倍ほど。
観光というより、探検に近くなってきたな。
観光というより、探検に近くなってきたな。
…厳島神社、というのは、『神が居つく島』を表しているわけで、この石の配置はたしかに、厳島神社。本物の厳島神社にもあるけども。
なんだかな…
石のオブジェ?そんな洒落たもんじゃない。しかし何かを具現化してるのは確か。あえていうなら、戸隠神社の『天の岩戸』?
神が通る道…なんだろう。この空虚な気持ちは。
やった、着いたぁ。厳島神社だ。達成感の『なさ』は、この上ない。
祠は確かに厳島神社。リーゼン的には『おいしい』ネタだけども。みなさまは行かなくてもよいかと思いまする。
途中、auの回し者みたいな祠はあったけど。
もちろん、auショップは島中にはなし。残念な感じである。
ということで。大津島観光、無事に終え、帰ってきたよ。
島に息づく生活くささは感じたのでよかったけども。過疎の島だけど、必死さはあまりなく。よい石は取れるし、瀬戸内の海、魚は穫れるだろうから、贅沢さえしなければ、生活には困らないだろう。島民はひたすら、呑気である。
帰ってきた、徳山港にて。東横インの後ろに、横一文字に伸びるライトが『新幹線 徳山駅』。ほんとに近いのだ。
みなさまも、お近くにお越しの際はぜひ。
では、またね。