2017年11月7日火曜日

おとぼけ新聞 号外 難しい地名 松本市②

さて、松本市と言うのは、長野県でも唯一『古い』文化の残る町である。

蔵が見られる『中町』










とか、リーゼンが好きな『高砂通り』、通称『人形町通り』なんかには、さまざまに面白い店が存在する。(今回は省略)


松本市の文化で変り種は『七夕』。軒先に七夕人形を飾ったり、ほうとう、まんじゅうをそなえたりする。ちなみに日時は8月7日である。

七夕人形には大きく4つの種類があり、『子供の健やかな成長を願う』『初子の誕生を祝う』『心身の穢れをはらう』などの意味がある。まぁ、リーゼンの興味の対象はもちろん、『心身の穢れをはらう』人形だけれども(笑)

松本の七夕人形の4種類は

『流しびな』









『人がた』










『着物掛け』













『紙びな』










これらが、松本市のいたるところで見られるさまは、結構壮観でありまする。ぜひ、一度は8月7日の松本市へ。


とまぁ、城下町らしく、古い文化が根強く残る松本市。こんな地名もあったりする。

『惣社』

リーゼンが、with妄想で、読みますると
『おのろけ神社』

しかし、『のろけ』は『惚け』。同じ心がつくのだが、『惚け』はりっしんべん。ふざけた意味の『惚』に比べ、『惣』は結構、硬派な漢字なのだが。同じパーツでも、紺だけ意味の違う漢字同士も、なかなかないのではないかと、リーゼンは思う。

ちなみに
『惣社』
の読み方は

『そうざ』

社会が得意な方なら「あぁ」と思うかもしれませぬが、『惣』というのは、室町時代、農村を統治するために自治組織として機能していた組織の名前が『惣』。『惣村』とか、『惣中』とかとも言ったらしい。

まぁ、室町時代から受け継がれた文化が色濃く残る松本市。こんなとこにも出ていると言えるのかもね。

では、またね。

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