先回に引き続き、なんともローカル編(笑)
先回までの長野市との違い、それは、松本市が「城下町」であったこと。これは、上田市、高遠町なども同じなのだが、やはり、長野市のように門前町とは違い、城下町は、戦国時代に他国からの侵略が多く、それなりにいろんな文化が混じっている。特に松本市は、信濃国の国府があったところでもあるので、これまた近隣諸国に狙われることが多かった。
さて、松本市にある読めない地名。リーゼンが出会った地名で、ということなので、他にもあるじゃないか、と深く追求するのはやめておくんなまし。
『稲倉』
松本市のある、松本平は水も豊富で長野県にしては「米どころ」。だから稲のつく地名がいくつかあるけど、これは…ね。
読み方は『しなぐら』
多分、稲(いね)を『しな』と読むことに何か意味あるに違いない。なぜならここには、信濃の国にとって大切な城があった。
ここの城主の赤沢氏、松本の名門、小笠原氏に謀反し滅んだらしい。
同じ字で、信州上田市には
『稲倉の棚田』
ちゅうのがある。
こちらはなかなかに有名。日本の棚田百選にも入っているし、一見の価値はあると思う。ただし、丘陵地にあり、なかなか行きにくいのだけは、お覚悟を。
次回へ続く。
では、またね。
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