2017年11月14日火曜日

リーゼン流 車ぶったぎり ’17 その1

そういえば、おとぼけ新聞の中心的な話題と言えば、車。だったのだが、最近書いてないなぁ…と思い立ち、少し書いてみようかと思いまする。(パチパチ)

現在、リーゼンの相棒となっているのは、『どさんこワゴン』。北海道で長く過ごして愛知県のリーゼンに引き取られたステップワゴン君なのだが。

よいところは。

①着座姿勢がふつうで、運転しやすい。
 どさんこワゴンは、ステップワゴンとしては3代目なのだが、1代目、2代目のステップワゴンはもともと男性(お父さん?)がキャンプ用品満載で出かけたり、自転車をドンと乗せて出かけるのに適した車だったので、とにかく『でかい!』普通車枠いっぱいで作られた車だったので、あたりまえなんだけども。


1代目







2代目






ちなみに1代目ステップワゴンを作った時には、ホンダはそんなに大きな車を作っていなかったので、大きいリアバックドアを車体につける工程を既存の工場ラインでは作れず、苦肉の策で車体を90度横に傾けてバックドアをつけていたというのは、有名な裏話。2代目からは専用ラインを作って解決したらしいが。

2代目はリーゼンが一番欲しかったステップワゴン。普通車の車体枠いっぱいのサイズで作りつつも、単なる箱に見えないデザインはまさに秀逸。このころのホンダでは、本当によいデザイナーがいたなぁ。








名車『S2000』もこの頃の車だしな。

ただし、この頃から、子供やだんなさまのお迎えに、こうしたワゴンに乗るお母さん世代が増え、1代目、2代目のステップワゴンだとでかすぎて、運転しにくいという意見が多く出て作られたのが

3代目






乗るとわかるけど、着座姿勢が下がり、とても乗り降りしやすい。なのに、実は車内寸法は1代目、2代目とほとんどかわらない。車体の高さは下がっているのに、車内寸法が変わらないちゅうのは、ホンダデザインの真骨頂。車体の足回りをほとんど新規設計したため、できたこと。このあたりはコスト第一主義のトヨタにはほとんどできない手法だと思う。(トヨタの車には、専用設計の足回りの車はほとんどないので)

女性を意識した設計のため、車体の見切りもよい。車外の様子はよく見えるし、Aピラーを下にのばしたところが車体の先端部なので、車体の隅が見当しやすいのだ。





それを考えないと。






外見中心デザインのトヨタデザインになりまする。これだと全く左前が感覚でつかめませぬ。もっとも、デザインが悪いのは、トヨタの大きい車のみ。というのも、トヨタの大きい車はトヨタでデザインしていない。トヨタ車体という子会社で作っているのでね。親会社に切られないように、『外づらがよく』『コストのかからない』車になるのは必然。他メーカーのパクリ車を作るのも、大体がトヨタ車体で作られる車でござんす。

次回へ続く。

では、またね。

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