2017年11月2日木曜日

おとぼけ新聞 号外 難しい地名 長野市編②

前回の続き。長野市も新潟に近く、また、武田信玄により侵略されてからの上州弁も入っているだろうから、変な方言が多い。そのため、地名にも面白いところがあるのだ。

たとえば
『住良木』

これは、なかなかいいでしょ?まぁ、普通は読めんけど。強引に読むと意外とあたってはいるよ。

読み方は『すめらぎ』。リーゼンは最初、『じゅりょぎ』だったな、よんでみたとこは。

次からの二つは、長野県の特性を現した地名だと思う。
『神稲』
『塩生』

まずは、『神稲』。農業が盛んなとこやからね。稲も取れたと思いきや、実は稲作にはあまり向いていない土地が多い長野県。お隣の新潟県との違いはそこやね。さらに二つ目の『塩生』。内陸の盆地である長野市あたり。塩の不足にほんとに悩まされた。『敵に塩を送る』なんて、上杉謙信と武田信玄とのエピソードにちなんだことわざができるぐらい、塩を所望した長野市。塩にちなんだ地名や、『塩の道』なんて古い街道が残っている。

読み方は『神稲』は『くましろ』、『塩生』は『しょうぶ』なのだが。

地名にはロマンがあるね。

では、またね。

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