2018年10月20日土曜日

おとぼけ新聞 号外 japan pride!

先日から世間を賑わしてる、KYBの性能偽装問題。もともと、KYBは悪いメーカーではない。車のサスペンションの話からすると、ビルシュタインとか、TEINとか、ブリッツとかと並ぶ、人気のサスペンションメーカーだし、リーゼンのイメージでは、ビルシュタインよりは安く、でも基本性能はきちんとしていて、結構好きなメーカーだな。長野県みたく、ワインディング ロード走るのに、サスペンションは一番大切だかんね。バイトして愛車にサスペンションチューンをしたし?KYB様にも、お世話になったもんだ。

では、なぜこんな偽装問題が起きたのか、といえば、現場のがんばりと、会社本体に踏ん反り返る管理職との温度差にある、と思うんだよね。よくも悪くも、小泉純一郎の政策で、日本社会のよき『護送船団方式』が崩れたからね。勝ち組とか
の意味が、年収とか、会社内の評価とかという、小さな評価の積み重ねになっちまったから、社会的貢献とか、日本社会での功績、意味合いがなくなったからね。

管理職ほど自分が所属する会社への自社愛はないんじゃい?今は。ヘッドハンティング多いしね。そんなん、昔はあまりなかった。

先日、トヨタの下請けへのダンピングの悪どさについて書いたけど。これも同じで、管理職が悪いだけなんだよ。だから、他社で売れているクルマのデザイン盗んで、平気で自社で売ろうとする。ま、魅力なくなるはずだよね。


でも、まぁ、トヨタは営業ががんばるからね。それで持ってるようなもんだわね。

つまり。先にも述べたけど、日本企業は現場はすごいがんばってるんだよ。ほんとに。それも薄給で。頭下がる働きぶりなんだよ。


今日もさ、母の使う洗濯機の調子が悪くて。買い換えるかで相談されたから、馴染みの電気屋に行ったら、なんと五万ちょい。はぁ…高いのぉ。

ハイセンスだの、アクアだの、新興メーカーは安いけども。リーゼン、モーターを使う電化製品は日立、三菱に限る、と決めてるので。やっぱね、故障率違うよ、他社とは。

で、日立製で探すから高いんやけど。ま、仕方ないか、で決めかけたんだけど、ここ三カ月で二回呼んでる、日立の修理部門の方を呼んでみたらね。





こんな感じで修理し始めてくれて。今回壊れたのは、左の緑の部品なんだけど、




右上のモーターと右下のプーリーを介して、緑の部品に動力を伝えるわけなんだわね、原理は。

で、緑の部品が壊れたのは、へんな圧力がかかるから、ということで、いろんな部品の隙間やら、プーリーの回りを確かめたりしてくれたんやけど、モーターは全く問題ないけど、やはり八年という経年劣化や歪みがあるんやろね、修理員の人、いろいろ気に入らなかったんだろうね、なんと、

洗濯槽からモーター、プーリーまで、ほぼ中身を全換え(@_@)

ええ〜、まじっすか?

つまり。外装以外、全て新品っすよ。修理代、きついなぁ…

と思ってたら…

作業完了書見たら

無料?

うっそ?

作業員に聞いたら、数ヶ月で何回も修理呼んでもらい、迷惑かけたから、で、名古屋カスタマーセンター長の英断らしい。

いやいや、申し訳無かった…古い洗濯機やから、メーカーのせいじゃないのに。


でも。

日立というメーカーは、このあたりが信頼できるのだ。作業員もきちんとしてる。

冷蔵庫の修理の時も、ほんとに対応がいいし。


日本の良さ、プライドはこのあたりにあるんだと思うし、大切にしてほしいのだ。で、きちんと作業員まで給料渡るように、価格にのせてほしい。

みなさまも、『安かろう、良かろう』が当たり前にならないように。それは必ず泣いてる人がいるからね。

では、またね。

0 コメント:

コメントを投稿