もうすぐ11月。とはいえ、まだまだ10月。なんか、10月って存在感が薄い。それも大人になると(笑)子供のころは、運動会なんかあったり、修学旅行があったりして、結構、存在感のでかい月なんだけどね。
さて、10月の風物詩といえば。
リーゼン的には毎年、10月になるとこのドラマの再放送があるかが気になるわけで。
『29歳のクリスマス』
鎌田敏夫の作品としては、最も完成度の高い作品ではないか、とリーゼン的には思うのだが。現に、フジテレビがもっとも力を入れた作品じゃないか、と思えるできばえ。
まず、脚本。円熟期の鎌田敏夫の冴え渡る場面展開と台詞回し。切ないハッピーエンドに向かう場面展開はさすが、の一言。クリスマスイベントが嫌いなリーゼンも、この作品だけは別格。毎年見たいと思うのだ。
フジテレビの本気を見られるのは、主題歌も。なんと全盛期のマライア・キャリー。どんだけ版権が絡んだことか。そのおかげで、リーゼンたちファンをやきもきさせる事態につながるわけだが。
さて、この作品。絶大なる人気があり、毎年、どこかのテレビ局やCS放送を通じて再放送されるわけだが。(忠臣蔵よりも確実に再放送されてる)
ちなみに2018年は、なんと民放の千葉テレビ。あ~東海地方のリーゼン、見られんがね(怒)いいなぁ、千葉テレビ。現に首都圏では、29歳のクリスマス祭りが展開されてるらしい。
これだけ人気があるのに、なぜDVDが出ないか、といえば、前述の主題歌の件。マライア・キャリーに歌ってもらったために、DVDにすると、莫大な使用料を払わねばならず、DVD販売をしても割りに合わない、ということらしい。マライア・キャリーがもう少し落ち目になったらもしかするけど。
あと、このドラマのキャスティングも半端ない。
主人公に山口智子。(全盛期)
あと、柳葉敏郎、松下由樹、仲村トオル、水野真紀、稲森いずみ…いやいや、すごいわ。さらに、キャストの音楽仲間で葉加瀬太郎まで出演している。
いっとくけど。
今のくだらないドラマ。ジャニタレやら48系の素人に毛がはえたやつらが描くドラマではないよ。本物の『俳優』だけが描く世界観。いわゆる『大人の』ドラマなんだよな。だから人気があり、目が肥えた人たちが何回でも観たがるんだと思う。
そういった意味では。『ラピュタ』に近い存在なんだろうね。あの世界観。わるいけど、浅い人間性しかもたない、ジャニーズタレントや、48系のやつらじゃ、描けないよ、確実に。
ま、機会があれば、皆様もぜひ。
DVDも出てないし、今年は千葉テレビ放映なので、観ようがないのだけど。
フジテレビの有料デマンド、FODなら観る事ができるので。
お金出しても絶対、後悔しない作品だと思うよ。
では、またね。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿