2017年4月12日水曜日

音楽の思い出 その52 安全地帯 その2

わが愛犬をも うっとりさせる歌声の持ち主、玉置浩二。その存在感、歌のしっとり感は、まさに不世出、完全無比な存在である。

さて、リーゼンが 『こんなシチュエーションでは、この曲をかけとるぞシリーズ』(→シリーズ名、そんなんだったか?)第2弾である。

うまくいく確率 五分五分の、片思いの相手にラブレター書いてる時に 聴いてる曲💌
『ワインレッドの心』

意外?でも この歌に込められた、玉置浩二の思いや、歌詞の深さは、ラブレター書いてる時の、揺れ動く心に、シンクロするんだな。




ずん、とハートに来ないかい?リーゼンの場合、「おれについてこい!」タイプじゃないからさ、ラブレターの文面も、グラグラしとる弱きハートとの闘いなのだよ。相手を幸せにしたい気持ちには、満ち溢れてるとは思うのだけど。もしかしたら、自分と付き合うことは、相手にとっては幸せじゃないかも しれないし。ま、安定しない家庭に育つと、そんなもんだす。逆に「おれについてこい!」と書く方が、楽に思えるよ。雑に書けるからね。

ちなみに、リーゼンが好きな、EXILEのアツシ、玉置浩二の歌をたまにカバーするけども。玉置浩二の曲だけは、いまひとつに聞こえる。上手いんだけど、艶というか、ひきこまれるような深さがないんだよな。

だから、ワイングラスなどの小道具でごまかしたりする。そもそも、『ワインレッド』は、色を表しているだけで、『赤ワイン』ではない。ましてアツシは、売れない時代があったせいか、たまに客に媚を売る時がある。歌い手が大切にすべきは、どう聴いてほしいか、ではなく、どう歌って表現したいか、だしね。

この曲について、いまひとつなのは、本人がよくわかっとるわね。



げに 深きは玉置浩二ワールド。シンクロした時の リーゼンの心の深淵は、まだまだ深まり、底が見えませぬ。


さらに、歳を経た 玉置浩二の『ワインレッドの心』 絞り出してるのは、『弱さ』?『つらさ』?好きな相手を思わず…抱きしめつぶしていまいそうな『せつなさ』?


好きになればなるほど、相手の心も姿も…混沌として見えなくなるのが、愛の性(さが)。そんな本質を歌い上げることのできる、玉置浩二。やはり深いっす。




次回も続くよ。酒を片手に、軽く お付き合いくだされ。


では、またね。


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