2017年4月27日木曜日

リーゼンの休日 深紅 その3

さて、原罪とは何か?それは生物は、他の命を奪い、生きていること。それと、人と競い、より優れた能力を得るよう、遺伝子レベルでインプットされていること。この二つだよな、やはり。

大きく見れば、植物も生き物やから、もちろん命の一つ。肉を食べようが、植物食べようが、自分以外の命を奪わないと、生きていけない。

また、人と競い、より優れた能力を得ること。これは遺伝子レベルでは当たり前のこと。生物の身体を、遺伝子をつなぐ箱ととらえれば、そうでないとおかしいのだ。

ただ、人間を司るX染色体とY染色体、X染色体は単独で生きられるが、Y染色体は、X染色体とセットじゃないと、生きられない。

必然的に、男の方が争いが多くなるわけだよ。Y染色体に選んでもらわにゃ、いかんからね。


とすれば、『どう生きるか』が重要ではなく、『どう死ぬか』が重要なんだとわかるだろう。

現代は『死なせてくれない』からね、老人は。誰もが迎える死に比べ、『生』はあまりにも無邪気な存在だ。


総じて、リーゼン思うに、『どう死ぬか』を論じ、自分で意識できるようになるには、日々の生き方に『意味を付ける』ことしかないのでは、と思うんやけどね。宗教もそう、ボランティアもそう、人は無意識にやってることに 他ならないんやけど、大切なのは、自分なりの生きる意味を早く確率することだと、最近は思うようになった。


野沢尚の作品を観ると、丸裸の自分に出会えて、とても有意義な時間を過ごせる。みなさまも、どうぞ😇


では。またね。


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