2017年4月4日火曜日

おとぼけ新聞 号外 聖職の碑 その2

さて、先週起こった、雪崩による、高校生の死亡事故。

冬山は危険やから、高校生の登山は禁止。などという、論調になりつつあるけど。

リーゼンは反対だな。

冬山のような自然と付き合うのは、確かに危険を伴うけど…遠ざければいいのか、ということではなく。

入念な準備と、自然と付き合うセンスを養うのが何より肝心なわけでさ。

あきらかに、今回の事故は準備不足やし、判断が独断的すぎる。スキー場外とはいえ、山の専門家でもある、スキー場のパトロールに相談すれば、起きなかっただろう。

登山からラッセル訓練に変更したのが、朝7時。リーゼンもスキーの大会に関わってるからわかるが、朝7時では、パトロールの長に相談できない。早くても7時半だ。判断を仰げるのは7時45分ぐらいか?ともかく、今回の引率教員は独断的すぎる。

スキー場は普通の雪山ではない。何しろ、通常だと雪を留めておける、樹木が、切り倒されてコースが作られているからね。簡単に雪崩が起きちゃうんだよ。

ピステンが入れれば、踏み固めてあるから、雪崩は起きないけど、ピステンが入れないとこで、雪崩が起きやすいとこは、爆薬でわざと雪崩を起こして雪を流しておく。そんなことに毎日気をつかってるから、パトロールに相談するのは鉄則なのだ。

次回へ続く

では。またね。

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