2017年8月31日木曜日

世の中にあふれるウソ 34 明治維新⑩

 先回まで、お隣の国、清国の国難についてお話したけども。いよいよ日本の幕末の話ですたい。

 ところで、意外と知らないことが多い幕末。「お~い、竜馬」とかのマンガを読んでもこのあたりがぼかしてある。つまりは日本人の外交失態の連続…暗黒歴史だから、坂本竜馬だの、薩長同盟だの、ある意味無駄にハデハデなネタで覆い隠してある。これが事実なのだ。

 リーゼンが振り返るに、中高と 勘違い?思い違い?してることが多いな。授業中、パラパラマンガ作りに勤しみ、教科書、読んでなかったんだな。(自分自身の問題か?)

あくまでリーゼンについてだが…思い違いをしていること。
まず、ペリーの来航。『いきなり』来た的な 印象が強いのだが、『全然』いきなりではない。というより…
『泰平の眠りをさます上喜撰じょうきせんたつた四杯で夜も眠れず』

この狂歌のイメージが強すぎる。なんかいきなり感があるじゃない。
ペリーの来航は1853年。だけども。

1852年に、オランダ商館長のヤン・ドンケル・クルティウスが「別段風説所」という意見書が出されている。

これには、後年やってくる、ペリーの来航から目的まではっきりと掲載してあり、長崎奉行を通じて幕府にわたっていた。

内容は、アメリカ使節派遣に対処するオランダの推奨案として、「長崎港での通商を許し、長崎へ駐在公使を受け入れ、商館建築を許す。外国人との交易は江戸、京、大坂、堺、長崎、五ヶ所の商人に限る」など合計十項目にわたる、いわゆる通商条約素案だった。

これを幕府の老中 水野忠邦たちはどうしたか?

にぎりつぶした(笑い)

そしてそのとおりに、ペリーは2年後、来航した。
もちろん、対策を考えておらず…老中は自分の任期が終われば何とかなる、今の政治家そのものの「事なかれ主義」だったもんだから。


なし崩しにいわれるまま、『日米和親条約』締結となったわけだ。












つまりは、幕府が倒れたのは、もちろん鎖国を解かれ、弱体化したからという側面はあったにせよ。

「ことなかれ主義」→起源をたどれば、日本古来の「言霊信仰」に原因があるんだろうけど。「縁起でもないことをいえば、悪いことが起きる」「ほっとけば、神様が助けてくれるから、大丈夫」というようなこと。

歴史的に見て、無策な政務者が国を存続させることは不可能なはずなんだけどね。


ペリーの来航に関しては、まだまだ、思い違いはある。

ペリーは何者?どこから来たの?


これについては、次回。

では、またね。






2017年8月30日水曜日

リーゼンの休日 思い出ぼろぼろ2017夏

先日、職場に行きましたらば…なんとも山積みの仕事。それも、人の尻拭い的な仕事まであり、『やっとれん』モチベーション上がらず…現実逃避をすることを決定し、朝、名古屋駅より、特急しなの1号に飛び乗ったわけだす。

さすがに7時とはいえ、特急しなの の中では始発。自由席でも すきすきですわい。風景の見やすい進行方向に向かって左側の窓側シートを確保。

長野行きの しなのに乗るなら、断然、左側がよいよ。寝覚の床が見れるしね。普段はスキーの行き帰りに、ほとんど風景なんぞ見ずに行きすぎてるからね、たまには見てみよう。

思い返せば…特急しなの に乗るの、20年近くぶりやね。あ、電子制御振り子の『しなの』に乗るの、初めてかも。



これが現行型『 しなの』カーブな多い中央西線を車体を傾けて、スピードを落とさずに曲がれるようにした車両。四国の一部と、ここぐらいしか走っとらんからな、貴重だ。


リーゼンが学生時代の『しなの』といえば、自然振り子の車両で、ほんと乗るたびに酔っていた。すげー、揺り返しがあるんだもの。

今は快適だね。全く酔わないよ。

車だと三時間はかかる松本に、二時間ちょっとで到着。いやぁ、速いね、特急はさすがだよ。


松本駅に降り立つと、まず耳に聞こえる

『まぁつもとぉ』のアナウンス。ノンビリしたアナウンスは変わらんね。そう、長野への旅はあせる旅ではいかんのだ。

松本駅に着いたら、リーゼンかかかさずやること。一番線に移動。


松本駅には、0番線がある。一番線は0番線と同じホームなので、0、1番線に移動。そこには


立ち食いそば屋『山野草』。ただの立ち食いそば屋ではない。昔から食べログランキングの上位ランキング常連さん。生そばバージョンのメニュー(特上と書いてある)は、本格仕立ての うまいそばだ。もちろん通常バージョンのそばもある。


鹿肉も有名だ、松本は。

ちなみにリーゼンは


冷やしとろろそばだ。これがうまいんだ。つるっと完食。


松本駅の、出口は、アルプス口、お城口という。大体使うのは、お城口やね。

次回へ続く。

では、またね。







2017年8月29日火曜日

おとぼけ新聞 号外 プチ神社めぐり③

前回まで紹介した『真清田神社』に続き、この日 向かったのは、岐阜県不破郡垂井町。江戸時代、中山道の宿場町、美濃路の始点として栄え、江戸時代からさらに遡れば、美濃国の国府や一ノ宮があったところ。有名人として、あの豊臣秀吉の軍師、竹中半兵衛 が居してた土地でもあるんだけど…

なんだけどね…



こういうの、ほしいじゃないっすか。長野県の馬籠と妻籠みたいにさ。


ねぇ。

ところが。


地味っすよ。もすこし何とかならんかね。

この

とか、


はいいけどね。

ちなみに、垂井町にある、美濃国一ノ宮、南宮大社は立派だな。









レンタサイクル借りれば、関ケ原の戦にちなむ名所や、歴史的名所は多いので、サイクリングにはよいかも。ただし、レンタサイクルは9時から2時までの貸し出し時間で500円。コストパフォーマンスは悪い。


さて、垂井町、冬は雪深いお土地柄、伊吹おろしが吹くトコやからね。日陰に入ると涼しいので、暑がりのリーゼンには最適。

今回の目的地は

『八重垣神社』

こんなとこに?

『八重垣神社』といやぁ、出雲地方のさ、

だし


じゃないっすか。日本神話の中に出てくる、リーゼン大好きなキャラクター、『素戔嗚尊』と、愛する『櫛稲田姫』の祀られた、コテコテの『縁結びの神様』。


本家本元の松江市は、なかなか 行けないので、ぜひに!『八重垣神社』を目指し、垂井町を散策してみたよ。


垂井駅からは意外に近く…大人の足で15分。旧中山道を歩いてもよいけど、涌き水で有名な土地なので、涌き水めぐりをしながら歩く方が楽しかったぞ。




目的地はなんと、

『垂井小学校』と隣接!


なので、

を目指して歩いてね。


いやいや、いいね。雰囲気あるよ。


『素戔嗚尊』と『櫛稲田姫』は夫婦。夫婦が御祭神っちゅうのが、八重垣神社のよいところ。神話の中だと、どうしようもない暴れん坊ぶりの『素戔嗚尊』。愛する『櫛稲田姫』を守るべく漢気を発揮するとこが、素敵っす。



どうも、南北朝時代に、吉野から天皇が追放され、この神社あたりに下向したらしい。くわしくは、機会があれば調べてみるけど。


参道左側にある石、これこそが国歌で出てくる『さざれ石』。ま、よくあるから珍しくないけど、一応ね。


街中にあるわりには、雰囲気のあるよい神社だったよ。

婚活頑張ってる諸君!ぜひ垂井に向かってくれたまえ。

松江市よりは近いぞ。

では、またね。







2017年8月28日月曜日

おとぼけ新聞 号外 プチ神社めぐり②

前回、熱田神宮について語りすぎたので、今回は本題、真清田神社について。


いつきても、よい風景だ。スッキリ感があり、心洗われるね。


覗いて、水面に浮かぶ自分の顔を眺めると『無病息災』につながる 井戸。ありがたいねぇ。

リーゼン、105歳まで生きなきゃいかんからねぇ。自分の住んでるとこに、井戸掘ろうかな。


昭和天皇、あちこちで句を詠んどりますが、これは秀作ですぞ→戦前なら『不敬罪』で収監ですな、このコメント。


古来からの橋がありまする。橋がある意味は…神道に精通してるとわかるのだけど。長くなるので、またにする。出雲大社、伊勢神宮など、由緒正しい神社には必ずあるよ。


これだよ、これ。『ザ・尾張造』  すばらしいね、圧倒されるよ。この拝殿。

そして



本殿も古来ゆかしい『尾張造』大雨降っても、本殿も、参拝者も濡れない。これぞ『先人の知恵』




あと、隣には『服織(はとり)神社』。なかなかに珍しい機織りの神様でありんす。織物の街の象徴として、また、七夕祭りの祭神として君座しとりまする。


と、まぁ、観光マップ的な案内は…いらんね、おとぼけ新聞の読者は。

この神社について、リーゼンが裏から見た面白さはね。

◯祭神…天火明命(あめのほあかりのみこと)というのは、カムフラージュ。室町時代の資料には、はっきりと『国常立尊』(くにとこたちのみこと)。つまりは聖書における『エホバ』。元々、日本では出雲王国の主神だった神なのだ。ま、リーゼンの一番の研究対象の神だったりもする。

この『国常立尊』で有名な神社には、だいたい共通の『マーキング』がある。リーゼンが注目してるのは、『三本柱』か『三ツ石』と『朱色』。

まず『三本柱』や『三ツ石』は、渡来したユダヤ系民族の影響から。ユダヤ系民族やカトリック系キリスト教徒は、『三位一体』を聖書の講釈の柱にすえてるからね。三は、神聖な数字なのだよ。

そして例えば

出雲大社の柱。とかさ。


厳島神社の神職の家紋とかさ、

必ずマーキングがあり、リーゼンにとっては宝探しみたいで面白いのだ。

真清田神社に戻ると。


なんの説明書きもないけど。拝殿前にすぐにあったよ。三本杉。あまりにあっけなく見つかったので、ちと残念。

そして


今回、時間の都合で行けなかったが、神池にかかる、朱色の橋。ほれほれ。マーキング、出てくるでしょ?

ともあれ、真清田神社、なかなかに面白い。一説には、尾張国一ノ宮、ではなく、日本国一ノ宮だったという説もあり、証拠文献も見つかっている。

みなさまも、真清田神社、訪ねてみては。おそらくは愛知県有数のパワースポットだと思うよ。


あと、尾張一宮駅からアーケードを通っていくと、よいのだが。


雰囲気のよいカフェから…



雰囲気のよい 串カツ屋台まであるので、一宮、サイコーっす。

この日は、続いて、行きたかった もう一つの神社にも行ったので、その話を次回。


では、またね。

2017年8月27日日曜日

おとぼけ新聞 号外 プチ神社めぐり①

朝、犬の散歩をしながら、ふと思い立ちましてね…あ、プチ旅行したいな、と。


青春18キップを使うのが、よいのだけど。リーゼン大好きな長野県へ行くのに、一番便利な、『ナイスホリデー木曽路』(夏の土日のみ運行。快速なので、青春18キップでも乗車可能。)が、8月の最終週だけは走っていないので、鈍行電車で中津川から塩尻、松本行くのはなぁ。

ということで。まずは最近行ってない、一宮に上陸。


ご存知、『真清田神社』。

『真清田神社』と同じ一宮市内にある『大神神社』がセットで、尾張国一ノ宮。神社の社格については、様々な、見方があるから、ランキングをつけるのは間違ってるけども、熱田神宮は、尾張国三ノ宮 なので、一応、社格は真清田神社の方が上。

熱田神宮の方が、三種の神器あるし、上に見られるけども、リーゼンの研究テーマ、『封じられた神様』に照らせば、圧倒的に『真清田神社』の方が上。


まずは熱田神宮について、リーゼンが気に入らない二点を話すと。(参拝はよくするから、熱田神宮は別に大嫌い、ではないよ。気に入らない点、だけね)

明治に入ってから、ゴリ押ししたんだよな、熱田神宮の社格アゲアゲ運動というか。

『神宮』という名前にしてくれ、とか、伊勢神宮と同じ社格にしてくれ、とかさ。熱田神社のまんまでよかった気がするし、伊勢神宮は随一やからね。比べるもんではない。

熱田神宮には三種の神器があるだけでさ、天皇家に伝わる魂?みたいなもんはないと 思うんさ、リーゼンは。だって、天皇が数多く参拝しとる熱田神宮には、自分の分身はいない、っちゅうのを如実に表しとるんだと思うんさ。伊勢神宮への参拝について、天皇、皇太子は避ける。なぜなら自分の分身があると、されているから。伊勢神宮は自分の分身に、国民の下々が会い奉りに行くとこであり、天皇家が行くべきとこじゃないんだよ。

その意味で、熱田神宮の社格を伊勢神宮と同等にしろ、っちゅうのは、賢しい宮司たちの浅知恵だったと、思うんさ。

一応、今は建前上は、伊勢神宮と同等の社格とされ、神宮になってるけど。そのことで熱田神宮が失ったもの。


『神社造』も伊勢神宮のモノマネになった。


これだね、最大の失敗は。そう、今の熱田神宮の本殿、単なる伊勢神宮のモノマネなのだ。


これ、伊勢神宮の本殿。『神明造』という、歴史的にも 意味深い様式なのだが。


まぁ、粗悪コピー品なのだ、これが。明治26年までは…





実はこの建築様式、『尾張造』という、この地方独特の格式の高い建築様式なのだ。

『神明造』と『尾張造』、別にいいじゃん、と思うかもしれん。でも、御神体がある以上、その器を変えるというのは、御神体を軽んじているに他ならない。さらに、『神明造』、建築様式としては日本の気候のもとでは、全くダメダメくん なのだ。大雨の時、また梅雨時に排水がうまくいかず、いつも対応に追われる。居住という点では問題ないのだが、参拝する建物としては、いつも困ったちゃん。

対して


『尾張造』は屋根の形が物理的にも理にかなった、『サイクロイド曲線』。屋根についた雨粒が、一番早く屋根から滑り落ちる曲線なのだ。法隆寺とか、文化財級の古い建物は、ほとんどこの曲線にそって、建てられてるはず。雨の多い日本では、『尾張造』の方が合理的なのだ。

伊勢神宮のように、遷宮を行い、建物を20年ごとに建て替えてりゃ、問題は起きないかもしれんがね。長くは持たんよ、神明造は。

ということで。

古来の『尾張造』が見られる 真清田神社は、リーゼンにとっては、とても楽しみな神社なのだ。


次回へ続く。

では、またね。




2017年8月26日土曜日

リーゼンの休日 大江駅③

前回、とうとう、『大江』→『大江千里』まで、引っ張り出してしまったけども。

大江千里といえば。
『かっこわるい ふられ方』

リーゼンの中では、槇原敬之の
『もう恋なんてしない』

と、双璧だな、ぶざまな失恋ソング。

でも、ま、こういう感性も…いるよな。ほんとにつらい失恋の時は。

ちなみに、マッキーの曲は知ってるだろうが、大江千里はなぁ。何しろ『昭和』。ま、レンタルにあっらたら聴いてみてちょ。ついでに大江千里の『君と生きたい』。この曲は名曲っす。


さて、大江駅の好きなとこ、やっと最後の一つ。
 
③新しい電車が見れる

近くに三菱の工場(試作品とか…昔から変な車両を、見かけた)があること、名鉄の豊川工場から名鉄本線ではなく、JR東海道線→臨港線→東港線→大江と回されて、整備工場の豊明までくるもんだからさ、大江駅に行けば、真新しい…運が良ければ、運用前の新型車両が見れたりするのだ。

愛知万博の少し前までは、『あの』リニモの実験線があったりもした。



ほらほら。山梨なんぞいかんでも、リニアモーター電車、身近に見れたのだよ。リーゼンが中学の時には、なんとなくあったな。



 

最終テストも、ここらでやってたしな。なんかウキウキしてたぞ。



あおなみ線の車両も、たまに走るぞ。だって、あおなみ線って、もともと臨港線の一部やから。


ということで。リーゼンにしては珍しく、ネタがゴールインしましたです(笑)

次も、なんと『リーゼンの休日』シリーズ。残り少ない夏の休暇をだなぁ。楽しんどるわけですばい。

では、またね。




2017年8月25日金曜日

世の中にあふれるウソ 33 明治維新⑨

ずいぶんあいたけど、久しぶりのこのネタ。今回は第一次アヘン戦争のあと。もうすぐ日本の幕末にたどり着くから、がんばろう。(だれによびかけてるんだろう?)

第一次アヘン戦争のあと、イギリスと清との間に結ばれた「南京条約」。内容はご存知のとおり、①香港島割譲 ②多額の賠償金を4年で払え ③広州、福州、廈門、寧波、上海の5港を開港 ④貿易完全自由化
といったもの。

でも、日本人が知っているのはここまで。実はこの後、4つの条約が結ばれたのをあまり知られていないだろう。ここに日本が幕末から明治維新、富国強兵にいたったいわば「亡国の危機」を日本国民が持つに至ったことと、明治維新の黒幕(主にイギリス)の暗躍につながる元凶があるわけなのだけど。

その4つの条約とは、『五口通商章程』『虎門寨追加条約』『望厦条約』『黄埔条約』の4つ。まず、『五口通商章程』『虎門寨追加条約』は『南京条約』とセットで考えればよく、ようするに、『南京条約』が強固に実施できるようにイギリスがごり押しをするために結んだ条約。幕末に武士たちが持った「亡国の危機」というのはこの追加された条約によるもの。簡単に言えば、①治外法権(外国人による犯罪を、自国の法律で裁けない) ②最恵国待遇(貿易においてイギリスを優遇せよ) ③関税自主権の喪失(関税をかけるなよ。イギリスが決めるから)といったようするに、いわゆる「不平等条約」。まぁ、ようするに『植民地への第一歩』なわけだよ。

そして、ずうずうしいアメリカ、フランスがしゃしゃり出てきて、「イギリスだけじゃ、ずるいぞ、うちともよろしく」と結ばされたのが、『望厦条約』(清とアメリカとの不平等条約)と『黄埔条約』(清とフランスとの不平等条約)。この2つが南京条約の翌年に締結されとるね。

これだけの仕打ちをうけてるのに、まだ、えらいよ中国は。民衆レベルでは外国人排斥運動を起こし、イギリス人たちを国から追い出し、国を守ろうとしている。まぁ、なさけないのは、清を宗主国とあがめていた李氏朝鮮。無策の結果、必要ないキリスト教弾圧なんかをこそこそとしていた。この頃、諸外国も国力がなく、全く魅力のない朝鮮なんぞ、目もくれてなかったのに、この隠れてこそこそ行動が、のちのキリスト教国家からの反発&恫喝を招き、じぶんとこで対抗する気力もないもんだから、「実は」のぞんで韓国併合へとつながりまする。日本が無理やり論は、歴史的捏造ですぞ。

さて、南京条約締結後、イギリスとしては、中国の揚子江や長江のような大河を登って、内地にアヘンを売り込みたいわけだけども、そこは清もつっぱねていた。そのあたりの小競り合いから…

『第二次アヘン戦争』

まぁ、国としての清はここで終わっとります。ただ、『第二次アヘン戦争』の敗北と、その後の『日清戦争』の敗北とで、中国の愛国者による、建国の志みたいなのが起きたのは確か。このあたりは、中国、確かにパワーがある。


整理しますと。


1860年に、「北京条約」が締結され、第二次アヘン戦争が終わり、いよいよアジアで残るは日本。

『金銀がいっぱいあるといううわさの、ジパング』
『生意気にも、鎖国をしやがっているジパング』

幕末のアジアはこんな感じだったのだよ。北京条約では、イギリス、フランス、アメリカに加え、調停に入ったロシアまで満州あたりの権益を清から奪ったからね。ほんと、当時の日本、風前のともしびだよ。

ということで、今回は難しいネタばかり。

次回は、幕末の黒船あたりまでいけるかなぁ。

では、またね。








2017年8月24日木曜日

リーゼンの休日 大江駅②

前回、妄想モードに入りかけ、中断したので、気をとりなおして続編を。

大江駅の、好きなとこ

②アルファベット表記にすると、駅名が短い



アルファベット表記だと、二文字。名鉄だと『国府駅』と並び、短さナンバーワンである。

しかし!

『国府駅』はさ、

子音&母音。

『大江駅』は

母音&母音。

ん?

ボインボイン?



…あほすぎる。


『おおえ』という響もね…

ゲロっぽい、とか、ツワリっぽい駅名だ、という批判もあるけども。


東京ラブストーリーの主題歌『ラブストーリーは突然に』のカップリング曲を思い出してしまうわけだ。

え?昭和?

この曲、CM曲だったから、耳馴染みがあるのだな。好きな曲だ。

アーチストといえば。

ズバリ
大江千里!

あ、絶対、長くなる。


次回最終回にするから。

では、またね。