幕末の日本には直接関係ないのだけど。もう少しアヘン戦争関連のネタの続きより。
「第一次アヘン戦争」では、イギリスとしては、莫大な賠償金と、香港の割譲。非常においしい思いをしたわけだ。
こうしてイギリスが手に入れた香港には、いろいろな本部(HQ)が作られた。有名どころでは、「香港上海銀行」。ここがまた「あっくい」銀行なのでね。アヘン戦争とアヘン密輸でがっぽりもうけた純銀を、船でイギリスに運んでいると危ない。そこで香港に純銀を置いておき、ロンドンやニューヨークへ電信で送りたい、それだけのために作られたのが「香港上海銀行」。ま、マネーロンダリングやね。
この銀行の設立には、悪名高き、イギリス系ユダヤ資本のロスチャイルド、ジャーディン・マセソン、さらにサッスーンだったのだが。
「第一次アヘン戦争」で結ばれた南京条約。これを見るとイギリス系ユダヤ人の「あくどさ」が目に付く。主要港5港を開いてそこに領事館を作り、清国は関税を決められない。イギリス人だけが住める租界を作り、そこには清国の警察は立ち入れない。
香港はイギリスが永久に借りる。100年借りる、ではない。永久にもらう。
恐ろしい額の賠償金。今のお金にすると10兆円。
これを3年で全部払え。1年目はこれだけ。2年目は5%の利子。3年目は5%。それも銀ではなく金で払う。
どうだい、この極悪ぶり。
うしじまくんも びっくりだな。
さて問題は、この悪どい「香港上海銀行」の悪行、実は幕末~明治維新の日本も被害者なのだな。
被害者?なぜ、と思う方、興味があったら調査してみて。
キーワードは「香港上海銀行」「日本」「金の流出」あたりで出るかな。
次回は「第一次アヘン戦争」あたりのアメリカの動向。
では、またね。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 コメント:
コメントを投稿