2018年6月9日土曜日

音楽の思い出 その101 カバー曲 for drive①

意味深なタイトルやけど、あまり深読みしないよう。

パソコンソフトで、お手軽に作る曲が大勢の、現代と違い、昔はオリジナル曲で勝負するバンドが多かったし、シンガーソングライターもたくさんいた。現代、テレビやらメディアやらで聴く、売れ線の旋律やらメロディやらサビやらを、取り込まれてパソコンで作られた曲は、どこかで聴いたことのある…耳障りのいい曲が出来上がるのだが、心にはぜんぜんっ残らない。

ジャニーズやら48軍団やらで、日本の音楽シーンは壊滅したね。オリジナル曲歌うバンド、どれだけいる?カバー曲歌うアーチストばかりだし。悪いが、オリジナル曲を知るリーゼン世代にしてみりゃ、ほんま、クズみたいなもんだわ、そんなん。カラオケバトルにでとる、ちょいとマイク使いのうまい素人さんと、どこが違うの?全くの自己満足である。


今回の話はさ、リーゼンが学生時代に聴いた、作詞作曲をした本人もメジャーなアーチストだけども、他の有能なボーカリストなんかに、曲を提供したりした、良き例を紹介しようかな。

なぜ、自分たちでも売れてるのに、他のボーカリストなんかに曲を提供したのか?いろんな要因はあるだろうけども、一つには、プロデューサーを目指したから、じゃないかな、と思える。

1990年代前後、アメリカのミュージックシーンでは、有名な音楽プロデューサーが出て、いろんなアーチストに曲を提供して、レコード会社を立ち上げたりもしたからね。そのあたりを目指したアーチストは数名いた。

そのアーチストの一人

WANDS

というバンドのボーカル、上杉昇はその一人やろね。



彼自身も、伸びのあるハイトーンボイスで鳴らした、名ボーカルなんだけど。

彼のプロデューサーとしての才能は、なかなかだったよ。

リーゼンお気に入りは。




ミポリンに提供した、名曲、『世界中の誰よりきっと』。ドラマの主題歌としても人気が出て、すごくヒットしたデュエット曲だ。

このシングルCD、倉庫の奥底に眠っているはずだけど、なかなか面白くって。中山美穂がメインボーカル、上杉昇がコーラスのバージョン『世界中の誰よりきっと』と、上杉昇がメインボーカル、中山美穂がコーラスのバージョン『世界中の誰よりきっと パートII』が入っており、趣きが違うから、どちらも聴き入ってしまう。もちろん、リーゼンは上杉昇がメインボーカルの方が好きで、カラオケで歌うのも、そっちだけど。

でもさ、ミポリンも長くアイドルやってたし、歌は上手いアイドルだったからな。なかなか聴きごたえがある。あ、この頃のアイドルは、口パクじゃないよ。みんな歌は上手かったな。



で、CDシングルに入ってた、上杉昇ボーカルバージョン。




ね!かっこよくないっすか?ミポリンのコーラスも、なかなかだしな。いやぁ、名曲。どちらのバージョンも最高だぜ。


で。上杉昇さん、ボーカルとしても一流やから。こんなアコースティックライヴ、よくやってる。リーゼンも行ったことあるけど、鳥肌が立つよ。





で。こんな曲流しながら、まだナビもテレビもない…CDかカセットを流しながらドライブしとったわけですが。

風景と合いませぬか?

なんて考えながら、BGM選びをしとったわけですよ、この頃は。画面じゃなく、見てたのは『風景』!ドライブって、そうゆうことだよね。

次回へ続く。

では、またね。

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