90年代初頭に席巻した、ビーイング系のアーチストたち。バブル期とトレンディドラマについて、当時を知らない若者たちは少し勘違いしておるが。トレンディドラマは、バブル期に流行ったわけではない。実際、鎌田敏夫や北川悦吏子あたり脚本の、いわゆるトレンディドラマが流行ったのは、バブル期がはじけた後だし、野沢尚や野島伸司のドラマが流行ったのはさらに後。ビーイング系のアーチストについても、B’zやZARDは頭角を現していたが、イチアーチストでのヒットであり、どこもかしこもビーイング、というわけでは、なかったな。時期をずらして、小室サウンドや、ハロプロ、ジャニーズ、48系音楽と続くわけだけども。なんか、個ではなく、使い捨て音楽、というか、一体主義でごちゃまぜ主義というか。そんな時代になっちゃったよね。
で、話を戻して。
kix-s について。
彼女らのすごいとこは、ナベプロ所属のモデル系アーチストでありながら、楽曲の作詞作曲を二人でこなしていたこと。
もちろん、ビーイング所属の、大御所アーチストによる、手直し?はあったと思うけど、彼女らのキャラは出ていたな。
ちなみに二人とも、ドラマのちょい役とかでたまに見るよ。ま、美形アーチストだったからね。
さて、kix-s といえば。
『また 逢える…』
トレンディドラマ『君のためにできること』の主題歌?だった気がする。ともかくも、発売されて、すごい勢いでヒットした気がする。でもカラオケで挑戦する女子どもは、ほぼ敗退(笑)この曲歌うの、難しいんだ、これが。さすがオーディションで選ばれた二人組だけある。技量は確かだったな。
コード進行とかは、ありきたりだし、シンプルな曲なんだけどね。やはりボーカルの技量の高さが伝わるからかな、心打つ いい曲だね。
アーチストでもあり、女優なんかもやったり…ナベプロだけにマルチタレントを目指してしまったのがいかんのか、大ヒットはこの曲だけ、と一発屋とされてるけど、今 聴いてもいい曲、いいアーチストだったな。
では、またね。
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