「ONE PIECE」89巻が物議。残り物の唐揚げを故・横井庄一さんにたとえる
いやいや、『ONE PIECE』は大好きなマンガなので、ずいぶん残念なニュースだったりするのだよ。
横井庄一さんに加え、肖像画は小野田寛郎…戦時中、大変な思いをし、戦後も戦争が続いていると固く信じて、30年近くジャングルで潜伏し続けた両名。リーゼン、心から敬意を持っているのだよ。
戦時中の兵士を、こんな形で茶化す。作者 尾田栄一郎さんの見識を疑うわ。いくら人気のある漫画家といえど、これはひどい。
前も、「白ひげ海賊団の海賊旗」と「ナチスドイツのハーケンクロイツ」が似ている、と途中変更になったことのある、『ONE PIECE』。
登場人物が海賊だからね、少しは影の部分を引きずるのはしかたない。でも、センスのない笑いだし、二人ともに同時に冒涜していることから、おそらく確信犯なので、始末に負えない。大体が笑えない。
尾田栄一郎さんは、国を思って、30年もの間、孤独に戦えるのか?戦後生まれの我々にはそのセンスを磨くことが、何より大切なはず。戦時中に命をはって戦ってくれたご先祖様たちのおかげで、戦争のない時代を生きてくれている我々はね。きちんと理解しなきゃいけないんだよ。少なくとも、表現者は。じゃないと、『笑えない』
『ONE PIECE』すべてを否定はしないけど。残念なニュースだったよ。
では、またね。
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