2018年6月27日水曜日

おとぼけ新聞 号外 ロシア ワールドカップ①

ロシアワールドカップ、盛り上がってますな。世界クラスのプレイを観ると、やはりワクワク騒いじゃうね。

今朝もね、アルゼンチン対ナイジェリア。メッシが最後だったらいやだな、と思い、見てみたら、なんと衝撃的な結末。すごい試合だったな。

今までのアルゼンチン…もともとタレントはいるんだよ。メッシもディバラ、アグエラも。でもなぁ。中盤、それも中盤下がいないんだよね、アルゼンチンは。ディ・マリアぐらい。なかなかバックスから前線につながらない。

アルゼンチンといえばメッシ。メッシがポルトガルのロナウドと並ぶ、別格の選手であることは間違いない。時折、片鱗は見せるからね。ただ、残念なのが、アルゼンチン代表で戦うと、比較されるのが、ロナウドじゃなく、『マラドーナ』であること。

マラドーナのプレイを観てきた世代のリーゼンからすれば、マラドーナ、たしかにすごかったよ。ただ、個人技が活かせた時代だったんだよ、あの頃は。

組織化された戦術で戦う現代サッカーではさ、一人何役もできんといかんからね。飛び抜けた身体能力を持つ黒人だけのチームもあるけど、個人技だけでは勝てない。

かといって。1974年のオランダや、1980年代のACミラン、1990年代の横浜フリューゲルスのようなトータルフットボールでも通用しないからね。リーゼン世代からすると、トータルフットボールって、最強の戦術だと思われたんだよね。いわば、バスケットボールで言うところの『ゾーンプレス』やからね。漫画『スラムダンク』でも、王者・山王がゾーンプレスをやっていたが、まさに最強だと思うのだよ。

でも、飛びぬけた才能、足が速い、とか、背が高い、とかがあると、トータルフットボールは効果半減なんだよね。ただ早く走ればいい陸上競技との違いはここだね。アフリカ勢の台頭で一気に変わった。

現在は、トータルフットボールの派生系、ポゼッションフットボールが主流やからね。ショートパスを多用して攻め上がる戦術なんだけど、ショートパスをつなぐ、っちゅうのは、時間がかかるからね、その間に守備体系も整えられてしまう。メッシの所属する、FCバルセロナは、このポゼッションフットボールの具体化したチームなので。つまりはテクニックもいるし、組織的な作戦を体にたたきこまれないと動けない。

つまり。

メッシを核とするアルゼンチンチームの攻撃はさ、このポゼッションフットボールからの脱皮が必要なわけでね。

メッシが出場した今年のワールドカップまで、アルゼンチンチーム、スロースターターだったのは、そのせいで、今回もやっとこさ、ナイジェリア戦で噛み合ってきた気がする。

ということで。

何だかんだ言われてるけど、今回もアルゼンチン、決勝までいくかもさ。


最後に、メッシのトラップからのゴール。

夕方、ボール使って再現してみたけども。

無理だわ(ToT)




やはりメッシ、不世出の天才だったわ。半端ない、体幹…すごい…

では、またね。

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