あの凛とした声がいいんだよなぁ、学生時代のいろんな場面でBGMで流してたけど、いつ聴いても心地よい曲を奏でてくれたね。
で。
中学生の時から、渡辺美里はとても好きなアーチストなのですが。渡辺美里の曲で一番好きな曲、と言われたら…多分、
『Teenage Walk』
なのだな、多分。リーゼンが高二の時、進路にも悩みまくっていた時に、出た曲。この頃はファンクラブに入ってるぐらい熱あげてだから、シングルで買ったな、この曲。
もちろん、この曲が入ったアルバム、『Lovin' You』は、おそらくは日本の音楽シーンでの名作アルバム100選に間違いなく入る名作アルバムなので、そちらもおススメだが。(『My revolution』なんかも入ってるアルバムだ)
このアルバムについては、また後日。
一度しかない、ティーンネイジをさぁ、今思うと、粗末に過ごしたなぁ(笑)もちろん、必死には生きたけど、なんだかなぁ。ま、今はいろんなもんが見えてるから言えるわけで、見えてないあの頃は…ね。楽しかったけど。
ティーンネイジを振り返るに。もひとつ心に残る作品が。中坊の時に出会った
『ハイティーン ブギ』
作品としては、リーゼンは漫画から入り、そりゃ、まぁ、衝撃を受けて。世間でも、映画化、主題歌は近藤真彦、と、一大ブームを起こした問題作だったな。
今、読んでみれば、よくあるヤンキー漫画なんやけど、忘れちゃいけないのは、同じ年に出た
『積み木崩し』
だよ。世相を知らないと、この二作品のすごさがわからない。戸塚ヨットスクールとかね。つまりは、高度成長期からの社会構造の歪みが来てた時代なんだよ。1980年代はね。
ちなみに、日本の社会構造は、小泉改革で変わり、ほんとに悪くなったな。誰だよ、あいつを支持したの。
1980年ぐらいまでは、中流階級こそが良かったんだよ。戦争の悲惨さを経験してきた人たちが、日本人みんなが、食うに困らない社会を作ってきたからね。逆に、中流階級養成の学校指導だったから、校内暴力も吹き荒れたんだけどね。
せっかく国民の大多数が、中流階級の生活できてる、という、世界でも例のない理想的な社会主義国のような国になれたのに。→日本のことを、世界で一番理想的かつ完成された社会主義国、という分析をしている国は多いよ。
でも、小泉首相がね、アメリカ式の社会構造を認めちゃったから、ぐちゃぐちゃ。今じゃ、金もってるやつが、価値があるなんて、くだらない社会になっちまった。今じゃ、国内の富の50%を5%の富裕層が支配するアメリカ式の社会になってしまい、引きこもりやら、多数の自殺者やらの問題を抱えるようになってしまった。
本当はさ、幕末の明治維新もそうだけど、イギリスやロシア型の社会が良かったんだよな、日本は。特にイギリスは、王族がいて、上流階級のやつらもいるけど、中流階級の人々も別に誇りを失わずに普通に生きていける。アメリカが今後衰退するから、イギリスやロシアと仲良くしとくべきだよな、日本は。
さて、話を戻して。
『ハイティーンブギ』の話。
原作の漫画はこんな表紙。不幸な境遇に生まれ育った桃子と、バリバリのヤンキー翔とのラブストーリーなんだけども。当時の世相を知るリーゼン世代には、たまらないラブストーリーなんだな、これが。
リーゼンも、養育環境に問題のある家庭の子供を養育する、児童養護施設やファミリーホームのボランティアに入るから、感じるのだけど、やはり、普通の家庭を作る難しさはあるんだよね。1980年以降の日本では。みんなが貧しい国では、そういうの少ないけど、金がないと何も得られないからね、現代の日本。まぁ、その貧しい思想が、日本人は…と海外の人から卑下される原因だけども。
だから、『ハイティーンブギ』『積み木崩し』を、読み直すとね、これが面白いんだよ。1980年前半の一斉を風靡した漫画や映画が、この世界だったわけだし、それから10年もたたないうちに、『東京ラブストーリー』に、なるわけだから(笑)えらい違いだ。
とりとめがなくなってきたから、次回へ続く…けども、とりあえず、映画の主題歌、近藤真彦の『ハイティーン ブギ』は、こんな感じ。
あっはっは。ジャニーズ新御三家のマッチ、いけてるね(笑)マッチと中森明菜は、不良っぽいイメージで売り出した歌手やからね、なんか気取ってるわ(笑)
次回へ続く。
では、またね。
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