まず、現代の日本人が使う太陽暦。これは太陽の運行をもとにした暦だね。太陽暦の良さは、日付と季節がいつまでたっても基本的に狂わないこと。
微妙な日にちのズレも少ない。
つまり暦をずらす「うるう」も、4年に1日だけの調整ですむわけで。
中部地方の花見の時期。花見のターゲット、桜は、だいたい4月10日前後が満開の見頃。
太陰暦と比べ、この日にちのずれの少なさが特徴。
だから、植物の生育、すなわち農耕に便利な暦といえる。
対して、太陰暦の良さは、海の波の高さを暦で制することがらできる、ということ。
波が起きるのは、月のせいやからね。
つまり漁業を営む人びとにとっては、太陰暦の方が都合がよいわけだね。
さらに次回へ続く。
では、またね。
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