毎年、スキーを滑るのに、テーマを決めるんやけど、今年のテーマはずばり『ケガからの復活 ゴールイン』である。思えば四年前、ひざの靭帯をケガしてから、やっとこさ正座っぽいとこまで膝が曲がるようになってきたので。今年は、スクワット系のトレーニングを多めにいれている。
スキーのスクワットといえば。
こんなん。慣れてないと太ももの前側がプルプルですわい。毎日やらないとね。
あとは膝への負荷を減らすために、数年やっている体幹トレーニングもやっとりますが、本気でやると、汗ダクダクですわい。
ところで日本のスキー界には、大きな二つの団体があるのだが、そのうちの1つ、SAJ。こちらはメディアとか使うのがうまく、商売上手なんやけど、(リーゼンは嫌いだ。SIAの方が好き)そのSAJがここ数年、変な滑り方をベストとしてるもんだから、ゲレンデも変なスキーヤーが多い。
具体的には、
こんなの。これ滑ってるのは、八方尾根スキースクールの丸山貴雄っちゅう、トップデモなんやけど、このすべり、荷重重視の強靭な下半身主導のすべりなんやけど、上半身や股関節の柔らかさに左右されるから、普通の人がやると、下半身ばかり意識し、両手を広げた『かかし滑り』。本人はグライダーに、なってる気分なんやろけど。
リーゼン思うに、このカービング滑り、確かに気持ちいいんだけど、スノボと違い、カービング以外にもニ種類の滑り方があるので、要するに使い分けが必要なわけだよ。そこがスキーの奥深さ。スノボにはない楽しさだね。
さてさて、正直、スキー板というマテリアルに、大した変化がない以上、長い時間をかけて培われた洗練された動きには変化はないはず。こんなに(板を買わせるために)滑り方を弄り回すのは、日本のみ。SAJが悪いんやけど、振り回されるスキーヤーもアホらしく思える。
不動の滑りといえば。リーゼンのすべりの目標は、20年前からこの人、
リッチー・ベルガー
オーストリアスキーの指導者として、日本ではあまりにも有名。親日家で毎年、日本で講習会を開いてもいる。
この人の特徴は、とにかく、洗練されたすべり。それもリーゼンのように、理解力の低い身体を持つスキーヤーでも身につくよう、多くのバリエーショントレーニングで、教えてくれる。
スキーという激しいスポーツでは、『上体起こして〜』とか、『ひざの向きが〜』とか言われても
ほとんどの人は変化つけられないんだよな。その点、バリエーショントレーニングで変化つけれるなら、何回もやれば確実にうまくなるからね。リーゼンには合ってるのだ。
シーズンインの何回かは、ひたすらつまらなそうに基礎トレーニング、バリエーショントレーニングに、いそしむリーゼンを見て怪訝に思う方もおられようが、うまい人ほど、こそこそやってるものだ。スキー場のコースの隅を見ておくんなまし。
さて、今月号のスキージャーナル、
リッチー・ベルガーの特集だ❤️何回見直しても、よいバリエーショントレーニングばかり。今年は早めにスキー場行って、こそこそ練習(コソ練)しよっかな。
コソ練に付き合いたい人。笑顔のないリーゼンが見れますぞ(笑)
では、またね。
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