すっかり季節は秋めいて来たね。
というか、寒いし。
スノーバ羽島という、室内スキー場のチケットを知り合いにもらったので、狭さゆえに、大回り三ターンほどのスキー場だがいこうかと思ったけども。
スキー板がない!
仕事は丁寧だが、遅いことで有名なチューンナップの店に出し、まだ連絡が来てないので、手元にないのだ。預ける時に、11月には、と言われてるので、仕方ないな、これは。
ということで。
毎年、頭がキーンと痛くなるスキーブーツに慣れるため、ブーツを履いて、歩き回るのも手だが。あまりに変なので。
図書館だな、こんな時は。
これまた急に、読たかった本を思い出したので、借りてみた。
塩田 武士の『罪の声』
おどろおどろしい表紙だけども、内容は『グリコ森永事件』に目新しい切り口で、踏み込んだもの。
昭和の大事件といえば、おそらくは『三億円事件』と『グリコ森永事件』となるのではないかね。
その一つ、『グリコ森永事件』が起きたのは、1984年3月。
まず江崎グリコ社長が誘拐された。その後、「かい人21面相」を名乗る犯人グループが青酸ソーダ入り菓子をスーパーなどに置き、食品企業を次々に脅迫。
85年8月、「もお やめや」と犯行終結を宣言した。この間、マスコミに挑戦状が送りつけられ、劇場型犯罪呼ばれた。警察庁は広域重要114号事件に指定。大阪府警が発表した似顔絵は「キツネ目の男」と呼ばれた。2000年2月、すべての時効が成立した。
概略はこんな感じ。
「キツネ目の男」とは
この人。結局、つかまらなかったな。
ま、身代金やら、裏金やらで解決したんやろ、と中坊のリーゼンも思ったんやけども。
なんかね、事件のデカさに比べての事件の終結の『ショボさ』が、ふに落ちなかったんだよ、あの時にはね。
大学時代に、数々の脅迫事件の解決に協力してきた、方言学の先生から聞いたことに
『事件の真実に近づくには、金の流れを追え』
という、警察の捜査の基本姿勢があってね。あの『グリコ森永事件』で一番もうけた人?団体?は誰かを考えてみたわけだよ。
次回へ続く。
では、またね。
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