2017年1月11日水曜日

音楽の思い出 その34 プチ グレ ソング

へんな副題の今回。『プチ グレ』とは、なんぞや。このあたりから入ろうか。

リーゼンの出身中学、県下でも有名な『荒れてる学校』だったな、あとから考えたら。

朝、学校行ったら、窓ガラス割られてるとか。

ニュースに出るとか。

屋上から、消化器の粉が降ってくるとか。

授業中に、柔剣道場の中屋根で、不良さんたちがディスコタイムしてるとか。

卒業式は、学校の周回道路に、黒ベンツと、パンダ柄のパトカーが交互に止まるとか。

エトセトラ…


けんか祭りやる、お土地柄のせいか、元々、ヤクザ事務所があったせいか、理由は定かではないが、とにかく抗争が絶えなかった。

もっとも、リーゼンは陸上ひとすじ。チャラさはゼロ!だったので、不良さんたちも、きちんと立ててくれたと、今は思える。だって、いわゆる硬派だからね。

さて、不良さんたちと 過ごした中学生生活だったけども、そんななかで よく耳にした、少しグレてる少年少女の 生き様ソングを二曲、紹介しよう。おそらくは、これが導入。他にもあるから、浮かんだ順に紹介するよ。

〈尾崎豊〉『15の夜』
こんなん歌う高校生が、ギターかき鳴らしながら、デビューする時代だったんだよ。すごい時代だったな。曲も繊細そのもの。やっぱ、抑圧されてた感はあったな。社会、学校、いろんなものにね。




『ぬすんだ バイクで 走りだす〜』
こんな歌詞の曲、二度と現れないだろうな。

ぜひ、SMAPに、カバーして、歌ってほしかった。

この曲の時代相?みたいなのは、やはり、リーゼン世代じゃないとわからないから、SMAPなどがカバーし、彼らなりに伝えてもらうと、良かったんだと思う。

尾崎豊の曲の中では、マニアックというか、『戦争を知らない子供たち』に近い、時代を映し出した曲なんだろうな。

そして、もう一曲。

〈中村あゆみ〉『翼の折れたエンジェル』

歌詞に現れてる、この時代のヤンキー娘の生い立ちを、素直に感じてみてくれ。





13歳…二人は出会い
14歳…幼い心 〜〜 あいつに預けた フィフティーン(15歳)

まぁ、ここまではよい。ここまでは、な。

16歳…初めてのキス
17歳…初めての朝、つまり初H?
18歳…ためいき覚えた、恋に行き詰まった

展開、早すぎんか?

リーゼン、後半の三つ、全て二年遅れだ…(笑)
陸上少年から、コミュニケーション障害研究青年に、明け暮れてたからな。奥手だったのだよ、リーゼン。

ということで。

日本国民総中流階級への道しるべとなる、管理教育への反発!なんかで、こうした少し『はずした』生き方が流行った時代ではあったね。

ドラマ『北の国から』では、あのヘッポコ純くんも…

 

スケバンと かかわりを 持ったりもした時代やからな。

ま、こういう時代もあったということで。

では、またね。

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