さらっと切ないストーリー。鎌田敏夫さんのセンスは、ほんとにすごいなぁ、と改めて納得。
片岡鶴太郎さんが 扮する『貞九郎』役が、これまたいいのだ。
『不死身の 貞』
人に傷つけられても、呼ばれれば誰であっても
、どこにでもかけつける…
いい役だなぁ
やはり、人に誠実でいること。それにつきるね。慌ただしく、情報量の多い現代だと、とかく要領のよさとか、段取りのうまさ、とかが美徳になりがち なんやけども。
リーゼンは、泥臭く、ベタな人情話が好きやなぁ。
ということで、鎌田敏夫作品には 必ず出てくる、不器用だけど、誠実な役柄の人物が好きなのだ。
さて、『男女七人秋物語』といえば、主題歌の『SHOW ME』。森川由加里が歌っている曲なんやけども。
ついでに『男女七人夏物語』も聞いてみてくり。なつかしいな。
さて、森川由加里の歌う『SHOW ME』だが、オリジナルではない。
原曲は、『COVER GIRLS』というアメリカのガールズバンドが歌っていた。ちなみに、同じ名前のガールズバンドがいるが、全くの偽物である。
この『COVER GIRLS』、洋ものバンドとしては珍しく「ブリブリ」の声なのである。少し前に紹介した『HEART』とは、正反対の声色。最初聴いた時、「アメリカ人、これも ありかぁ?」と、結構 感動したものだ。
名プロデューサーがついてたから、曲はどれもよい。さすがにヒット曲には、ならなかったが、アルバム曲で「CUTE」という曲があるが、ほんとの、口付けの音「ちゅ〜」が入っていて、笑いながら聴いておった。サビのたびに「ちゅ〜💋」「ちゅ〜💋」だもんな。すげーよ、アメリカ🇺🇸
さて、本家の『SHOW ME』。すごくいいので、聴いてみてくれ。
ちょっとラテンが入ってるね。歌詞も、彼氏に対する挑発?みたいな歌詞なので。
森川由加里も、顔がラテンっぽいから、どっちのバージョンも 好きだな。
ちなみに、三年前に、あの 布施明と 結婚したらしい。ラテン夫婦で お似合いだと思う。
ツタヤが、旧作借りるの 安いから、『男女七人シリーズ』みなさんもぜひ。
では、またね。
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