2017年9月9日土曜日

おとぼけ新聞 昔話 うらしまたろう④

先回、「海人族」についての話をしてみたけど。

今回は、リーゼンの推定する歴史観で話してみるので。

まず、浦島太郎の正体。それこそ、『武内宿禰』という人物。

この人物、紀氏・巨勢氏・平群氏・葛城氏・蘇我氏などの豪族の祖でもあり、あの『蘇我馬子』は武内宿禰の子孫とされている。

ただ、リーゼン思うに、武内宿禰は一人の人物ではなくて、役職というか、世襲制というか、歌舞伎みたいに名前を襲名していたのでは、と思っている。

伝承によると、武内宿禰は300年生きたとされている。

あっ。

ここに、玉手箱をあけた時に300年過ぎ去ったとされる、浦嶋子の伝承との関連を見る。

もう一つ、玉手箱についても関連がある。

福岡県は、こないだ世界遺産に認定された『宗像神社』。武内宿禰が遣えた、神功皇后に関する伝承が残っている。

神功皇后が九州を制定し、朝鮮半島に攻め込もうとした際、竜宮城の海神に妹を向かわせ、協力を依頼したのだが、その際、呪術に使う「玉」を貰い受けたとされているのだ。

ここだね。浦嶋太郎の肝は。

つまりは、武内宿禰の子孫、蘇我氏の滅亡に関連していると捉えれば。

リーゼンとしては、蘇我氏は滅亡していないと捕らえており、逆に裏から政治を司ったと考えているので。

武内宿禰は ①実在しない人物で ②蘇我氏の繁栄を、古事記や日本書紀に暗にマーキングした、と思えるのだ。

蘇我氏については、リーゼンの本研究で話していくけど、蘇我氏が闇で日本を牛耳っている証拠がある。それは、

武内宿禰は、明治時代の一円紙幣、それも人物が肖像画で書かれた紙幣としては初の人物でもあるのだ。(一番最初の1円札は『大黒天』)







ということで。浦島太郎=武内宿禰説、いかがでありましょう。

では、またね。

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