時は平成元年あたり。この年のCD売り上げランキングを見てみるとね…
①Diamonds(プリンセス・プリンセス)
②世界でいちばん熱い夏(プリンセス・プリンセス)
③とんぼ(長渕剛)
④太陽がいっぱい(光GENJI)
⑤愛が止まらない(Wink)
⑥恋一夜(工藤静香)
⑦淋しい熱帯魚(Wink)
⑧嵐の素顔(工藤静香)
⑨黄砂に吹かれて(工藤静香)
⑩涙をみせないで(Wink)
と、プリンセス・プリンセス、圧倒的な人気。プリンセス・プリンセスっちゅうのは、バンドのパートごとにオーディションをして、歌や演奏が上手い女の子ばかりで結成したバンドだから、デビューから結構本格的なバンドだったんだよ。ワンツーフィニッシュをかざった、2曲にしても、しっかりした構成のいい曲だからなぁ。
ちなみに、プリンセス・プリンセスで、唯一オーディション2位通過だったのが、ドラムの富田京子。でも、プリンセス・プリンセスのヒット曲の半分以上は富田京子・作詞によるもの。ボーカルの奥居香、ギターの中山加奈子の曲だけでは幅が出せなかったことは確かなので、富田京子はメンバーに入ったのは幸運だったといえるだろう。
あと、Wink、工藤静香の人気もすさまじかったね。大学時代、バイトしていたカラオケボックスでも、女の子たちはプリンセス・プリンセス、Wink、工藤静香あたりを歌うことが大半だったからな。
売り上げベスト10のランク外もすごいヒット曲があるんだよ、この年は。リーゼンが目に付いた曲だけでも…
⑭夢の中へ(斉藤由貴)
⑮Return to Myself(浜田麻里)
⑱Runner(爆風スランプ)
⑲GLORIA(ZIGGY)
このあたりも、今でもよく耳にする曲じゃない?さらに…
26位 酒よ(吉幾三)
29位 TRAIN-TRAIN(THE BLUE HEARTS)
43位 17歳(森高千里)
と現在の、カラオケで歌われランキングで入ってきそうな曲ばかり。ほんとうにすごい年だったな。リアルタイムで生きてた時代の人しかわかならいよ、あの喧騒は。
そんな1989年、プリンセス・プリンセスの『Diamond』、工藤静香『嵐の素顔』と週ランキング1位を争って、トップを勝ち取ったのが、麻里姉の『Return to Myself』。プリンセス・プリンセスや工藤静香、Winkの曲と比べ、難しい歌だったから、カラオケでも『ちょっと歌の上手い』女の子が歌うことが多かったと思う。
『Return to Myself』はカネボウの化粧品ソングでもあったので、やはり少し「大人な」女性たちに人気のある曲だったな。リーゼンの印象では。モデルは、バブルの寵姫?『大塚寧々』。今 見ると、とびっきりの美人じゃないけどね。当時は人気あったな。
この『Return to Myself』の入っているアルバム『Return to Myself』、演奏しているのが、アメリカは本場ロサンゼルスの豪華なスタジオミュージシャンたち。だからすごく聞き応えのあるアルバムだった。
ぜひ、聴いてみてちょ。
では、またね。
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