音楽の思い出 その１２ これも音楽だね その３

さて、一部のマニアに好評の『一発屋』シリーズ　第３弾である。
たびたび思うけど、音楽というのはある種の鬱積したコンプレックスの塊、なんだと思う。そこで？しか表現ができない世界っちゅうか。

「ギターってのは、たった６本の弦を伝わって出てくる人間性なんだ」と、大好きなマンガ「BECK」の中で出てくるが、まさにそうなんだと思う。そして売れてテレビに出て…メディアとして受け入れられたとき、何か変化があるんだと思う。
　
『一発屋』というのは、まさにそこなんだと思う。だから、『ZARD』の坂井泉水も、中島みゆきも、テレビにはあまり出なかった。スタジオミュージシャンと言われたりもしたけど、やはり、そこはあるんやろね、やはり。

あとは自己顕示欲との闘い？なのかな。そんな中でも、音楽に謙虚でいられる人だけが、長く音楽で生活できているのかもしれない。

さて、今回も『一発屋』、いってみるよ。

まずは、＜松崎しげる＞『愛のメモリー』
この曲のすごいのは、これだけで３０年以上、歌手といいきって活動しているということ。もちろん、俳優もやってるけどね、松崎しげる。

でもヒット曲、これだけだな、はっきり言って。この一発屋ぶりは、同世代の＜和田アキ子＞『あの鐘を鳴らすのはあなた』と双璧ではないか？と思える。

それでは、歌詞をどうぞ。

http://www.kget.jp/lyric/11925/%E6%84%9B%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%83%BC_%E6%9D%BE%E5%B4%8E%E3%81%97%E3%81%92%E3%82%8B

そもそもこの曲、スペインのマジョルカで開催される「マジョルカ音楽祭」参加のために、制作した曲。壮大なスケールだね、このだけ聞くと。歌詞もなかなか…

では、歌っている映像をどうぞ。





「………」　

たかだか、アーモンドチョコレートの宣伝に…すごいスケールだな。すごいな、１９７０年代。

この曲の『一発屋』として、最大の功績は、『愛のメモリー』３５周年アニバーサリーエディション。なんとこのCD、全曲、『愛のメモリー』…面白いので、このCDの曲目をのせとくよ。

1. 愛のメモリー 2012 ver. (新録音)
2. 愛のメモリー Bossa ver. (新録音)
3. 愛のメモリー アルバム「OLD FASHION LOVE SONG」 【2000.11.29 Release】
4. 愛のメモリー アルバム「My Favorite Songs」 【2005.11.2 Release】
5. 愛のメモリー 2009 アルバム「Yes We Can!!」 【2009.5.27 Release】
6. 愛のメモリー 21 アルバム「OLD FASHION LOVE SONG」 【2000.11.29 Release】
7. 愛のメモリー アルバム「Memories of love」 【1994.11.2 Release】
8. 愛のメモリー シングル「愛と復讐の嵐」 【2007.9.21 Release】
9. 愛のメモリー DVD「Emotional Live」 【2003.11.19 Release】
10. 愛のメモリー アルバム「TIME」 【1988.5.11 Release】
11. 愛のメモリー シングル 【1977.8.10 Release】
12. 愛の微笑 (愛のメモリー原曲) 【1975】
13. 愛のメモリー 2012 ver. インストゥルメンタル
14. 愛のメモリー Bossa ver. インストゥルメンタル　12ver.+2曲カラオケ

…どんだけ、『愛のメモリー』やねん。でも、聴きたくなるね、これだけ『愛のメモリー』だと。

ちなみに、リーゼンとしては初めての、新聞書いてる途中に、単語登録したよ。この後、おそらく使わない単語を。もちろん、「愛のメモリー」



２曲目は＜円広志＞『夢想花』

円広志…歌手としては、「一発屋」だけど、関西ではとても人気のタレントさんである。また、森昌子の「越冬つばめ」の作曲をしたことでも知られる。

まぁ、一度聞けば忘れられない、サビのフレーズ「とんで、とんで、とんで、とんで」「まわって、まわって、まわって、まわって」はまさに名曲。

それでは、歌詞をどうぞ。

http://www.kasi-time.com/item-20311.html

サビ以外も、なかなかいい歌詞だよね、この曲。

しかし、サビの部分のみの「ひらがな」目立つねぇ…

それでは、当時の映像でどうぞ。




歌えばわかるけど、なかなかハイキーなんだよな、この曲。調子に乗ってリモコンで入れると、「♪まわってまわって～♪」の最後で息が切れるから、注意することだ。（リーゼン、息切れ経験、数えきれないほど）


最後の曲は＜アラジン＞『完全無欠のロックンローラー』

やはり、アラジンだよね。リーゼンの地元、愛知県にある名古屋商科大学のフォークソング同好会発足のバンド。その意味でも応援しちゃうよね。

『一発屋』とはいうけれど、ボーカルの高原兄（たかはらけい）、何曲か、楽曲出しとるからなぁ、戦隊ものの挿入歌とか。

でも、本来は富山で電気工事会社の社長をやってるので、歌手やタレントは「副業」らしい。

なかなかに、いい人生のバランス感だよね、この人。結構言ってることもしっかりしてて、人生相談なんかもしてたよ、ラジオで。

それでは、名曲、『完全無欠のロックンローラー』の歌詞をどうぞ。

http://www.biwa.ne.jp/~full/rocknroll.html

いやぁ、いいね、このビート感、すっきやなぁ。

リーゼンが歌った回数、歴代３位には必ず入るね。あ、もちろん、プライベートカラオケでね。

それでは、アラジンの名曲、どうぞ。




あと、興味があったら、アラジンのアルバム、聴いてみてくれい！

名曲ぞろい。曲目のせとくよ。

• ALADDIN VS アラジン

1. 完全無欠のロックンローラー
2. アラジンの「行きつけ…」ブギー
3. バリバリ
4. ボーイング747（ヨーロッパ編）
5. 男はいつでも
6. Pika-Pika
7. ロックンローラー大放送
8. アラジンの恋の肘鉄娘（エルボースマッシュ）
9. 昼下りのジョージレス・ラブ
10. 道化師の涙（ティアーズ・オブ・クラウン）

「ALADDIN VS」ということは、ディズニーにケンカ売ってるんだろうな、多分。

リーゼンはこの中で…３の『バリバリ』と、８の『肘鉄娘』が好きだな。すべてビート感のあるノリノリソングばかりだ。ぜひ、聴いてみてくれい。

では、またね。