2018年7月8日日曜日

おとぼけ新聞 号外 オウム真理教 閉幕③

オウム真理教が勢力を伸ばした頃、っちゅうのは、音楽で言うと、


『尾崎豊』!

別に、ツッパリたちが聴いてた音楽じゃない。リーゼンたちが『ふつうに』共感できた音楽なのだ。


まず、名曲『卒業』


歌詞を見ても、この時代に生きてないとわからんだろね。

つまりは。この時代はね、戦後最大の好景気から、バブルをへて。富の分配が完了した時代なんだよ、多分。だから、努力しても、努力しても、のし上がれない『支配層』が見え隠れするようになったんだな、今 思えば。

若者ができること といえば。

『ツッパリ』『暴走族』『校内暴力』『竹の子族』なんかで、抵抗するしかなかった。



さらに名曲『シェリー』



この曲なんざ、歌うのすごく難しいんだけど、リーゼン、中学から歌ってるからな、歌詞の意味に気持ちぶち込んで、歌えちゃうんだな、これが。


そして、『太陽の破片』




現代の若い子たちも、ある意味、現実的、というか、冷めてるんだけど、うちらは、
『失望』してた

わけだから、ちと 意味合いが違う。


今、低所得者層の子供は学歴が…貧困層が…とか言われてるけど、リーゼンからすれば『甘いやつら』だよ。のし上がれるやつは、のし上がってる。学歴が、というけど、のし上がってる人は、学歴なんて気にしてない。国が国民を支えるんじゃないんだよ。国民が国を支えるという意識を持つべきだし、国は国民を支えるんじゃなく、守るものなんだよ。

つまりは、戦後、軍隊を持たずにきたツケがここにきてる。今の日本、ほんとに歪んでるよ。



尾崎豊の歌を聴いてるとね。

少しずつ、オウム真理教の発生につながる気がしないかい?

次回へ続く。


では、またね。

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