2016年10月12日水曜日

音楽の思い出 その4 ABBA

リーゼンが、高校から大学にかけて、一番聴いたバンドの曲といえば、ABBAであろう。
とにかく楽曲のクオリティが高く、いつ、どのアルバムを聴いても心穏やかになれる。そして各曲のコーラスがきれい。このあたりは後進の『Ace Of Base』もそうだが、スウェーデンの音楽そのものの気質ではないかと思える。実際、スウェーデンの国民性は日本人に近く(長く続く王国やからね)、日露戦争で宿敵ロシアを破ったこともあり、とても親日国である。

ABBAは、世界の音楽シーンに『POPS』という音楽をつくり上げたバンドであることは間違いない。ROCKより聴きやすく、どんなシーンでも快適にリッスンすることができる、この『POPS』というジャンルは、現在ではおかしくない存在だが、1970年には全くなかった。

ABBAのレコード、CDは現在までのところ、世界で一番売れたバンドである。売れた理由としては、楽曲のクオリティとともに、スウェーデン人が多国語を話せ、CDを発売する国の言葉で歌えたことは、おそらくメリットのひとつであったろう。英語、スウェーデン語、スペイン語、ちょっと日本語などのバラエティ豊かなABBAの曲が聴けるわけだ。ちなみに現在のスウェーデンにおいて、学生の中で人気の第二外国語は日本語だ。これからも、どんどん仲良くなってほしいな。


さて、そんなABBAの楽曲の中から、リーゼンのお気に入りを紹介したい。ちなみに、「お気に入り」である。お気に入り、だから、名曲とは限らない。そこはご了承を。



まずは、『Super Trouper』。まぁ、名曲ですな。まさにPOPSとは、この曲のこと。すばらしいハーモニーも聴け、心洗われマッスル。





次に、『Chiquitita』。ザ・ABBAともいえる、名曲ですな。歌詞がいいんだよ、歌詞が。自分の好きな人が、涙にくれている。そんなに泣いちゃだめだ。ぼくの肩を貸すから。もう一度元気になって、踊るような君になってくれ(リーゼン訳)といった、聴き入ればほんとうにじーんとする曲なのだ。




次に『Our Last Summer』。去っていった恋人を思い出して切なく歌うラブソングやね。

この曲、本当にコーラスがきれい。コーラスだけならこの曲がピカイチなんやけど、この曲や有名なダンシングクイーンを歌う『Agnetha(アグネッタ)』の声より、リーゼンは『Anni-Frid(アンニ)』の声が好きなので、この曲よりは次の『One man,One woman』を推します。いつも。

次の2曲は、リーゼンの中では双璧だす。




『One man,One woman』。もうすばらしいのひとこと。いつもはメインボーカルの役が多い『Agnetha(アグネッタ)』がコーラスに回り、しっかりと曲を支えとるんですわ。ほんとにきれいなハーモニー。いつ聴いてもじんわりくるね。

歌詞も聴き応えあり。結ばれるべき一人の男と一人の女。出会いをお互いに祝しながら、愛をはぐくんでいきましょう(リーゼン意訳)というすばらしいラブソング。

実はABBA、二人の男性と二人の女性の4人グループ。その中で愛が芽生え、二組の夫婦が生まれ、最後は別れてしまうのだが、二組の愛が育っていくときの楽曲は本当にすばらしい。音楽って心なんだな、ってつくづく思う。


『I've Been Waiting For You』…まんまのラブソングですたい。イントロからの『Agnetha(アグネッタ)』の伸びやかでつややかな歌声。サビの部分でのすばらしいハーモニー。文句のつけようがないね。聴くしかないぜ!


ということで、お気に入りを紹介してみたよ。秋の夜長、それぞれ心に浮かぶ面影をABBAの素敵な曲で彩ってみてはいかがかな。

ちなみに有名な『Dancing Quuen』も載せといたよ。よかったらどうぞ。




では、またね。



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