2016年10月4日火曜日

リーゼンの好きなところ その3 山口県長門市




その2では、前フリが長すぎて、長門市の千畳敷、棚田の紹介で終わっちまったよ。その3はその2の続きだよ。

写真は、言わずと知れた、詩人 金子みすゞ だね。実は長門市出身。なんか、詩的な風景に出会うことの多い長門市、詩人 金子みすゞを育てた土地柄、わかるね。金子みすゞといえば、



みんなちがって、の詩ではなく、この詩が、胸に来るよ。東日本大震災の後のCMでも使われた詩だけど、やさしい言い回しだけに、死んだ子供たちへの思いを呼び寄せて、ほんと泣けたよ。あの時は。




金子みすゞ記念館もあるでよ。ちなみに金子みすゞも、26歳っちゅう若さで亡くなっとる。(自殺だけど)それであの作品の質の高さはすごいよ。やはり、死因はともかく、短命な芸術家は、それで質が高い、と言っちゃいかんが、やはり命を削って魂のこもった作品を残すことができるんやろね。他にもリーゼンの好きな正岡子規も短命だったし、樋口一葉なんざ、死ぬ直前の一年半で名作の全てを書いてるからね〜ほんとにすごいよ。




短命といえば、野沢尚。リーゼンが一番好きだった小説家、脚本家だったんだけど、彼が脚本書いてる名作ドラマ「坂の上の雲」がまだ上映中(DVDで13巻にもなる長編だったので、まだ執筆中だったのだ)だったのに、自殺しちゃったな。尾崎豊しかり、坂井泉水しかり、リーゼンが好きなアーチストは、みんね早死にしちゃうものな…多分、生きたい人がのぞいちゃいけない、そんなとこをのぞいちゃうんだろうな、つきつめるとさ。表現できないけど、死産で生まれてきたリーゼンも、のぞき底みたいなもんはあった、と言えるものな。底には自分を映す水面があってね、自分の生きてる意味や原罪に気づかされてさ、耐えきれないと自ら死を選んだりもしちゃうんさ。ちなみに、のぞき底なんて子どもの頃から表現するのはリーゼンだけなんだけど、たまに世界の宗教の聖地に同じような表記があるね。そんなにはずれてるわけでもないらしい。




そう言った意味だと、短期で書き上げたわりには、魂も感じず、他に書いてるエッセイの文体のくせも見られない、又吉直樹の「火花」、間違いなくゴーストライターが書いてるね。ま、相方にもゴーストライターで本を、という企画書が発見されたとスクープもあったから、ま、ゴーストライターだね。ちなみに、企画書の編集者、出版社担当、全て又吉と同じだったよ(笑)このスクープ、吉本がにぎりつぶしたけどね。

「火花」だけど、図書館で借りて少しだけ読んだけど、よくできてるよ、確かに。でもできすぎてる。一人で書くと、どうしても粗くなるんだよ、ある部分で。感情的になるからね、人間は。だから、ゴーストライター、文藝春秋の編集の手で書かれたものですな、これは。



ギャー😱またいらんこと、書いちゃった。

山口県長門市に戻るね。



長門市には、こんなもんがあるのだ。「元乃隅稲成神社」というとこっす。神様は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)と、イザナミさんで、基本穏やかな神様やから、パワースポットと言われる所以は、そのあたりやろね。

海に向かって、123本の赤鳥居が並び、壮観ですな。
先の一の鳥居の先には




観光案内のページより、写真拝借。
日本一、入れる?投げ入れる?のか難しい賽銭箱もあるよ。リーゼンは五、六回は投げたな。

ソフトボールのピッチャーのように、下投げをすると、ほんと、入らないのれす。

左の人はなかなかいいフォームですな。人差し指、中指の使い方から、多分、女子野球部出身ですな。

あ、こんなコメントいらないっすね。すんまへん。




こんな風景が。日本海の荒々しい風景が。気持ち洗われますな。
「龍宮の潮吹」と言いますです。




あと、やきとり屋の数が日本一らしい。いいね、やきとり。でも、長門市が、何でやきとりの街か、って言えば、ブロイラーの養鶏による鶏肉生産が盛んらしい。ブロイラーか…アミカで買って家で食べるならいいけど、店屋でわざわざ食べたくはないな。そんなん出す店は




…と言われるぞ!怖い怖い。




あと、青海島なんて名所もある。いいね、長門市。ただ、別名「海上アルプス」はいただけない。

「海上天然彫塑美術館」あたりがいいんじゃないか?




最後に長門市、安倍首相の出身地なのだ。今年の年末、プーチンを呼ぶらしいけど、どなんやろ。プーチン好きかな…?やきとり。
元ソビエトだけに、「赤」ちょうちんは似合うな、きっと。

では、またね。




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