最近だと、ZARDの坂井泉水、Princeの死去以来の、大衝撃だったな。最近は聴いてなかったけど、テレビでたまにニュースが流れていたので、来日したらコンサートへ行きたいなぁ、とは思っていたのだが。
あまりの衝撃で、なんか、すぐに涙ぐんでしまう、感傷的なリーゼンだったな、一日中。ほんと、泉水ちゃん以来だ。
リーゼンにとっては、どんな存在だったんだろう。自分でも不思議な感傷だった。気を抜くと涙が出てくるほどの心理状態なんて、本当にひさしぶり。いや、珍しい部類の感傷だったね。とにかく、一日変だった。
<Dead or Alive>→80年代に全盛期を迎えたバンド。リーゼンは中2から聴いてたな。陸上部時代の、リーゼンのいわば「勝負曲」。今はない「AIWA」の偽ウォークマン(ソニーの本物ウォークマンは高くて買えなかった)で試合前のアップが終わると控え室でずっと耳元で流れていたのが、<Dead or Alive>。どんなに不安でも、聴けばノリノリでスタートに立てた。
ピートバーンズの声。本当に野太くて、端正な顔立ちとのギャップが本当に魅力的だった。また、ユーロビートというジャンルの音楽を知り、洋楽の正統派、ビリージョエルやエルトンジョンの重さもない、メロディアスかつダンサナブルなマイケルジャクソンでもなくて。自分にとっては、<Dead or Alive>が導いてくれた「ユーロビート」の軽さは、考えすぎて落ち込みがちな若かりしリーゼンをいつも元気付けてくれてた気がする。
大学2年ぐらいになり、<マイケル・フォーチュナティ>や<シニータ>などのユーロビートの新星が現れようとも、時折、<U2>や<Prince>などの本格派洋楽が車内を流れることが多くなろうとも、<Dead or Alive>はリーゼンにとっては、変わらぬ9番キャッチャーの存在だった。また、当時のブームに乗り、出かけたディスコでも、がんがん流れていたのも、<Dead or Alive>だったな。
リーゼンが、ピートバーンズに共感したのは、彼の生育歴から来る、偽りの空騒ぎ。母親がアルコール中毒で家庭崩壊。だれも面倒を見なかった母親を彼自身が世話をしながら大きくなる。自分自身のそうした消し去りたい過去を消したくて、整形を繰り返したり、妻の他に男性の愛人との3人で暮らしたり。過去の自分自身を肯定できないから、周りの求める仮の自分にたえず苦しめられちゃうんだよな、家庭に問題を抱えてると。
リーゼンも結構ハードな家庭で育ってきてるし、小学校までは本当にいろんな問題抱えてたから、なんか通じるものがあったんだよ、彼の生き方にね。
最近、テレビで特集されてて、やっと落ち着いてきてたと安心してたんだけどな。本当に残念だ。
ピートバーンズ追悼・<Dead or Alive>縛り・一人カラオケ大会は、週末に行うとして…本日は<Dead or Alive>の名曲を紹介し、ピートバーンズの冥福を祈りたい。本当にありがとう。
You Spin Me Round [Like A Record] (1984年)
<Dead or Alive>と言えば、この曲。ザ・ユーロビートとはこの曲のことだよ。もぉ、腰をフリフリ、ミラーボールの下で踊りだしちゃうもんね。リーゼンがカラオケで調子に乗ると歌いだす曲だよ((笑))
Brand New Lover (1986年)
ピートバーンズが、一番ノッていた時の曲だね。もぉ、この曲もさいこぉ!!
My Heart Goes Bang [Get Me To The Doctor] (1986年)
この曲も、一番いい時のピートバーンズが味わえる曲だね。曲の展開が結構面白くて、リーゼンのドライブベストには必ず入ってたな。
Something In My House (1987年)
イントロから歌に入る「ah~ah~aaaaah~」の物まねは、リーゼンの十八番なので、一番歌っている曲かもしれない。映画「ゴーストバスターズ」や「ハリーポッター」をほうふつさせるストーリー性が大好きな曲。…そうだな、ピートバーンズ、リバプールの出身やから、ハリーポッターの方が近いかな。
Baby Don't Say Goodbye (1989年、日本、米でシングルカット)
ピートバーンズ、すごい親日派で、日本にはよく来ていた。世界3か国で先行発売、なんてCDが出るときは、大体、アメリカ、日本、カナダとかだったな。この曲も日本とアメリカだけでシングルカットされた曲。曲によっては、世界に先駆け、北海道のみ3週間先行発売、なんて曲もあったり。
ピートバーンズを色眼鏡で見ない国だと、大切に思ってくれてたらしい。カトリック系のキリスト教徒からは総スカンだったらしいし。(そりゃそうだ、ゲイさんだもんな)ピートバーンズ自身も、母親がユダヤ系で、キリスト教徒から迫害を受けていたので、あんまり好きではなかったようだし。
ピートバーンズを色眼鏡で見ない国だと、大切に思ってくれてたらしい。カトリック系のキリスト教徒からは総スカンだったらしいし。(そりゃそうだ、ゲイさんだもんな)ピートバーンズ自身も、母親がユダヤ系で、キリスト教徒から迫害を受けていたので、あんまり好きではなかったようだし。
またいつか、落ち着いたら、たっぷり聴いてみたいアーチストだな、今は悲しいだけだけど。
みんなもよかったら、聴いてみてくれ。アルバムはもっと最高だぞ。
では、またね。
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